Mac OS Sequoiaに新機能として追加された iPhoneミラーリング。Mac OS内で手持ちのiPhoneの画面を表示させ、Macでそれを制御できるという機能ですね。遅ればせながらMacのOSをアップデートし、試してみたのでWEBディレクター的な使い方を2選紹介します。
Mac OS Sequoiaの新機能 iPhoneミラーリングで作業効率アップ！WEBディレクター的使い方2選！
1.開発したWEBサイトのiPhoneでの動作検証
WEB制作・開発に絡んでいる方なら誰でも思いつくでしょう、サイトの動作検証です。
Mac OSからiPhoneに端末を移すことなく、Macの操作のみで動作を検証することができます。
スマホの検証をする時に面倒なのってテスト環境のURL・Basic認証のID・PWをiPhoneに持っていくことです。
まさか手打ちするわけにはいかないので、MacとiPhone両方に入っているアプリ（Slackとか）で自分宛に送ってました。
MacのiPhoneミラーリングを使えば、Mac内でテキストのコピペが可能なのでその手間を省くことができます。
URLはブラウザに記憶してもらえたりもしますが、Basic認証はそういうわけにいかなかったので、
Mac内コピペでこれが完結できると作業効率がアップしつつストレスも減りますね。
バグ等を見つけた時は対象のURLを逆にMacにコピペも可能です。
Mac内でOffice系のドキュメントにペタッと貼り付けてそのまま指示書にできちゃいますよ。
2.Okta・Authenticatorなどでの二段階認証のコード表示・入力
そしてもう一つは二段階認証です。
これが意外と面倒くさかった。
最近は各種WEBツールにログインする際にセキュリティ担保のための二段階認証を求めらることが多いです。
OktaやAuthenticatorなどのスマホアプリと連携して認証コードを入力するケースも増えています。
私は日頃パンツのポケットにスマホを入れているので、
認証を求められるたびにそこから出してアプリを開いてというのがとてもストレスでした。
MacのiPhoneミラーリングを使えば、スマホをポッケから出さずに認証コードを表示させることが可能です。
これが意外と便利でストレスがだいぶ減りますよ。
実質は大した時間や手間ではないのですが、ちょっとした作業効率アップの手段にはなりそうですね。