ガソリンが全然減らない。何がって自家用車のガソリンのことである。なぜガソリンが減らないかというと、2015年の6月からロードバイクに乗り始めたからだ。一人で、かつ片道20km程度の距離であればロードバイクを選択するようになっている。休日の行動範囲なんてそんなに多くはなく、気がつけばロードバイクに乗る機会が増え、一ヶ月間自動車に乗らなかった、なんてことも起こるようになってきた。
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街乗りロードバイクにワイヤーロックは必須
私はそんな風にロードバイクでいろんなところに行っている。ロードバイクに乗るのはサイクリングロードやレースのみということではなく、別の用事のためにロードバイクででかけたり、20kmの道中コンビニやカフェなどで休憩したりと、ロードバイクをどこかに停めることも頻繁に発生する。そんな時に必須なのがワイヤーロックだ。ロードバイクにはママチャリのように鍵がついていない。にも関わらずロードバイクは高価であるため盗難のリスクが高い。私のiWant R-1は安価だがそれでも5万円ほどはするのでママチャリよりは高価である。
レースやサイクリングロードなどのように「ロードバイクに乗るだけ」を目的としているのであれば、ロードバイクから離れることも少ないのでロックは不要なのかもしれない。が、前述のとおり私はロードバイクでお店やカフェに立ち寄ったり、遠出してロードバイク以外の用件をすませたりもする。だから愛車から長時間離れることも多く、その時はワイヤロックで盗難にあわないようにしなければならないのだ。
パーツをバラしやすいロードバイクにはワイヤ式が適している
もうひとつ。ロードバイクは言うまでもなく、パーツをバラしやすい。そのためカスタムもし易いし、輪行バックに入れて電車に乗ることだってできるのだ。便利な半面、バラしやすいということはパーツだけを盗られるリスクもあるということ。例えばホイール。私には想像もつかないが、ホイールだけで数万円もするものもある。ホイールはクイックリリースで簡単に外れしまうので、その気になればスピーディに盗んでしまうことが可能だ。そのため、ママチャリについているような鍵でではなく、グルっとフレームとホイールを括れるようなワイヤ式のロックが適しているということ。地球ロックと呼ばれるガードレールに固定するようなロックもできるし。
すごく使いづらい今のワイヤーロック
こんな感じなので、私はロードバイクの購入と同時にワイヤーロックも購入した。ライトやベルは付属していたので、一番最初に買い揃えた揃えた唯一のアイテムであり、それだけ必要性に迫られていたということでもある。当時は↓こんな感じにサドルの下に巻き巻きしてあるのがスポーツバイクっぽくていいなあと思っていた。が、1年以上使ってみてこれがすこぶる使いにくかった。
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- 固くて伸びにくい
- けっこうかさばる
- 取り付け場所を選ぶ
具体的に使いづらく感じたポイントはこんな感じ。まず「固くて伸びにくい」のでフレームとホイール、さらにはガードレールまで括ろうとするとけっこうな重労働だ。おまけにダイヤル部分が大きいため、ホイールを通すのにも一苦労し、ほぼ確実に手が汚れてイラッとする。次に比較的丈夫なワイヤーであるためけっこうかさばるということ。今はシートポスト下のフレームにつけているが、おかげでボトルゲージを取り付けることができない。サドル下はサドルバッグがあるし、その下だとタイヤと接触のリスクがある。かさばるが故に取り付け場所を選び、他のパーツにも影響が出てしまっている。
代わりのワイヤーロックを探してみた
巻き巻きタイプ=スポーツバイクの象徴っていう思考も1年経過してすでに薄れているので、思い切って代わりのものを探してみることにした。条件としては上記のデメリットのその逆をたどればいい。
- 柔らかくて伸びやすい
- コンパクトで収納しやすい
まずは使いやすさ。ここまでの経験を踏まえてとにかく括りやすいもの=伸ばしやすいもの、つまりは柔らかい素材のものということになりそうだ。さらに今回はブラケットで固定するようなものではなく、サドルバッグに収納して、シートポスト下を空けたい。つまりは畳んで収納できる=やっぱり柔らかい素材が適しているということになりそうだ。
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まずはこんな感じのものが思いついた。180cmだとちょっと長すぎるかもだが、畳めばサドルバックに収納が可能である。気になるのはその強度かな。素材が柔らかいということはそこは心配なわけで。その辺は店舗で実物を見るなどして調査が必要だろう。
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もうひとつは別の角度から。DOPPELGANGERのコンパクトに折り畳めるという四角いワイヤーロックだ。ブラケットでの固定が前提みたいだが、畳めばサドルバックにも入るかな?ワイヤーロックよりも伸びやすそうではあるが、括りやすさはというと画像だけでは判断が難しい。素材はスチール製のブレードということで柔らかくはないものの、その反面強度という部分ではかなり期待ができそうだ。
と、今回はAmazonでざっくりと調査してみたが、素材や使いやすさが絡む購入検討であるので、今回は実店舗まで足を運び実物を見た上で判断すべきだと考えている。となるとY's ROADかな。時間を見つけて行ってみることにしよう。
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