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BICYCLE

マジで死ぬぞ!自転車はいったいどこを走ればいいのさ??!

モーメンタムのロードバイクiWnat R-1に乗るときはいつもほぼ同じコースを走っている。このコースは自転車を購入した当初に車道を走るのが怖かったため、調べに調べて自転車が走りやすい道で構成されており、ビュンビュンと車が走行するような道路は極力避けるコースになっている。先日はシルバーウィークということもあり、さらには車道を走ることにも抵抗が少なくなっていたので、いつもとは少し違うコースを走りたくなった。

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自転車はいったいどこを走ればいいのか?

何も考えずにふらっと自転車で外出した時に、こんなに走りにくいとは考えてもいなかった。何がひどいのかって道路状況である。この国(少なくとも私の居住する地域)は自転車が走れるような道路でない場所が散見される。

 

歩道は雑草が生い茂っていて視界が確保できず

基本的には車道を走ることを想定したし、それを実践していたのだがお話の流れの都合上、まずは歩道の状況から。いつもよりも田舎道を走ったということもあり、雑草が生い茂っていた。それはもう「歩道に雑草が生えている」という状況ではなく「雑草の中に歩道がある」に近しかった。よって歩道を走行しても視界を確保することが困難だし、雑草に接触することで転倒のリスクもあった。なので歩道を走行することを諦め車道に出た。

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車道側にも草が伸びきっているから歩道よりは走行できず

車道に出たはいいものの、歩道を8割方隠してしまっていた雑草たちは車道側でも主張していた。よって車道の歩道寄りの路側帯は走行することが困難な状況だ。歩道と同じように視界が遮られ、顔面に雑草が当たるため転倒の危険性も高くなる。仕方なく少し車道寄りに移動して雑草に触れない程度の位置を走ることにした。路側帯と車道を区切る白線の上あたりだ。

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路側帯の白線付近は「輪だち」で道路が凸凹状態

その白線付近は輪立ち?が出ているため、もっこりとアスファルトが膨らんだ状態になっている。そこを自転車で走るとなるとまるでバンクを走っているかのように車体が斜めになってしまう。出っ張っている部分と平らな部分が入れ替わりでやってくるためタイヤを取られてこれまた転倒のリスクが高くなる。というかここを走ることは命がけだと感じた。何度も転倒と死の恐怖を感じることになったので、ここも諦めてさらに車道側を走ることにした。

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車道は自転車と大型車が並走するようにできていない

それほど狭い道だという認識はなく、通常の自動車であればセンターラインを越えずとも自転車を追い抜けていたし並走することも可能だった(ドライバーさんは嫌だとは思うが…)。が、大型トラックなどは話が別だ。日本の道路の大半は大型車と自転車が並走できるほど道幅に余裕をもたせてない。となるとドライバーの判断でセンターラインを越え、自転車と接触しない程度の感覚を空けて追い抜いていくのがセオリーである。が、中にはそれをせずに自転車との距離わずかな状態で強引に追い越しをかける大型車がいるのも事実なのである。

もう本当に十数センチで肩に大型車が接触するという状況の時もあった。そんな時は恐怖から路側帯側に逃げる。が、そこには輪立ちの凹凸があり転倒しそうになる。それを繰り返したため、転倒と接触のダブルで命の危険を感じることになったのだ。私も自動車を運転するので、ドライバーの気持ちはわかる。そもそも日本の道が狭すぎる。大型車と自転車が並走できる道幅を確保できていない。にも変わらず杓子定規的に「自転車は車道走行」のルールを押し付ける。インフラが整備されてないから自転車も自動車も大型車もストレスを感じてしまい、今回のような危険な走行になってしまう。

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※記事中の画像はすべてイメージです。実際に走った道路とは関係ありません。

 

じゃあ自転車はどこを走ればいいのか?

私は死にたくはないので、「自転車は車道厳守!」と言っている皆様とは異なり、危険を感じたら歩道に退避することを基本姿勢としていた。が、今回唯一であり最大の拠り所である歩道に入ることが許されない状況となり、私は完全に逃げ場を失ってしまったのだ。幸い事故ることも命を落とすこともなかったが、その可能性を大いに感じてしまった。にもかかわらず、こういった状況にまた遭遇した時の術を見つけることができていない。

確かにこのような全てが悪い方向に進むような環境というのもなかなか稀ではあると思うが、遭遇しないとも限らない。どうする?道を変える?変えられる道があればそれもまた賢い選択かもしれない。あとから振り返ってみると、最も安全だったのはやっぱり歩道だ。歩道は視界が限られていたが、自動車が入ってくることはない。最悪の場合、自転車を降りて押しながら雑草を掻き分けて進めば安全かもしれない。こういった場合はいらぬプライドを捨ててより安全な選択をするべきであると感じた。最近、車道を走ることが楽しくなってきていたので過信してしまった。これを肝に銘じて、ロードバイクを購入した当時の気持ちに立ち返る必要があるのかも…。

 

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