観光地にカメラを持っていく人は多いと思います。家族との記念の写真を撮るもよし、その場所を記録として収めるのもよしです。ただ、私はそんな観光地での撮影も少しかっこいいものにしたいといつも思っています。いわゆる記念写真っぽさ満載の写真があまり好きではないからです。カメラと写真を趣味してからしばしの時間が経過しますが、その撮り方が少しわかってきましたので備忘録的に残しておこうと思います。今回のテーマはディズニーランドです。
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あからさまにミッキーを残したくない人もいる!
ディズニーランドが嫌いというわけではありませんが、特に好きというわけでもありません。だからミッキーやミニーなどのキャラクターにも思い入れはなく、彼らを撮影しようというモチベーションもありません。もちろん来た記録としては写真に収めますが。好き嫌いを抜きにしても難しいのが、ミッキーやミニーなどのキャラクターは主張が強すぎるため、どんな風に撮影しても写真が彼らに染まってしまいます。さすがディズニーキャラクターですね。キャラクターとしては正解なのでしょうが、写真撮影としては困ってしまいます。つまりはあからさまにミッキーを入れ込んでそれとわかるような構図にすることなく、ディズニーランドをかっこ良く撮影したいというニーズが私の中にはあるということなのです。
いろんなサイトを見てみましたが、そのようなニーズは世間にはあまりないのかもしれません。そりゃそうですよね…。ディズニーランドで撮影してサイトにアップするような人はミッキー・ミニー大好きな人達であるので、そこにはキャラクターがでっかく写っていても何ら不思議ではありません。
ディズニーランドをカッコよく撮影する方法
思い切って被写体に寄ってみること!
それではここからが本題です。ミッキーやミニーなどのキャラクターを避けてディズニーランドをかっこ良く撮るにはどうしたら良いのでしょうか?私が行き着いた結論はズバリ、「思い切って被写体に寄ってみること!」です。ここでいう被写体とはミッキー・ミニー以外である必要があります。彼らに寄ったらそれこそ主張が強く、キャラクター感しか出なくなってしまうためです。
クリスマスツリーに寄ってみる
クリスマスツリーに飾られている銀のボールに寄ってみました。そこにはツリーの周りで戯れる子どもたちが写っていてなんとも楽しげな写真になったと思います。サンタの帽子をかぶっている女の子が写り込んでいるのがいい感じですね。
ライトアップに寄ってみる
ピーターパンのアトラクションの屋根がライトアップしていました。普通に撮っても面白みに欠けるので電球に寄ってみました。ちょうど光ボケにはまっていた時期でもあったので。ライトアップをちょっと違う視点で撮れた一枚かなーと思っています。
キャラクター以外を被写体に選ぶこと!
そしてふたつ目はキャラクター以外を被写体に選ぶことです。前述のとおり、ディズニーキャラクターには強い個性があり、構図に含めると他の何よりも強い印象となってしまうと思っています。よってキャラクターは構図に含めることなく、それ以外のものを被写体として選ぶことが大切です。ここであまりにディズニーランドから離れたものを選んでも意味がありません。キャラではなくディズニーランドが想起できるような絶妙なチョイスが必要となります。
クリスマスリーフを選んでみる
こちらも背景の光ボケを収めたかったので、望遠でリーフに寄ってみました。結果的にキャラクター以外のモノを被写体に選んだということになります。リーフと背景の光ボケでクリスマスの華やかな雰囲気を出せました。
アトラクションのセットを選んでみる
スプラッシュマウンテンの行列に並んでいる時にセット?の一部を撮影しました。ランプとそれが照らす木目調の壁が、アトラクションの世界観を出せているかと思います。もう少しスプラッシュマウンテン感が出せたらいいのかなと思いました。
課題はディズニーっぽさをどう出すか?
と偉そうに解説してきましたが、ここに例としてあげた4枚の写真を見て気がついた事があります。ミッキーやミニーなどのキャラクターを構図から外し、ディズニーキャラクターの主張を軽減することには成功しましたが、それと同時にディズニーランドっぽさも失われてしまっているように見えます。これらの写真を見ただけでは当事者だったり、よっぽどディズニーランドに通いつめている人ではない限り、この写真がディズニーランドで撮影したものだということはわからないと思います。
つまりはこれが課題です。ディズニーランドっぽさを軽減すると同時に、そこがディズニーランドであることも写真でわかる必要があります。なので被写体選定が非常に重要だということです。背景にぼかしてディズニーランドっぽさを入れてみたり、極端に小さくすることでディズニーキャラクターの主張度を下げてみたり、やり方はいくつか考えられるかなと思っています。いつ行くははわかりませんが、次回ディズニーランドに行った時にはその辺も考えた上で撮影に臨みます。以上、備忘録でした。
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