ここにもここにも書いたが、私はロードバイクに乗った時に手のひらやお尻に痛みを感じている。初心者であるが故、まだ鍛えられていないということも要因の一つではあるとは思うのだが、乗車フォームを常に見直すなどして改善への糸口を探る日々である。
初めてのロードバイク:iWant R-1 お尻の激痛との格闘
初心者の悩み!ロードバイクに乗ってて痛いところ
スポンサーリンク
乗車フォームを見直してみる
乗車フォームを見直してみるといっても、私はロードバイク初心者でありそこまでの知識も経験もないし、教えてくれる先生や師匠的な存在の人もいない。ネットで調べながらの独学・手探りでの検証しなければならないのだ。そんな私がたどり着いた結論とその過程をご紹介していく。
サドルには骨盤を立てて乗る
ネットでよくみる「お尻の痛み対策」の乗り方。いまいちイメージがしにくいのだが、お腹に力を入れて背中を丸めることによって、結果的に骨盤でサドルに乗ることができるのだ。背中や腕をピンと張って乗ってしまうと体重がもろにお尻にかかり痛みが増してしまう。サドルには深めに座るとよいと思う。浅めに座ると骨盤を立てることが困難だ。結果としてはこれ単体で実践してもあまり効果はなかった。お尻の痛みだけを考えるのであれば、骨盤で乗る練習をしながらパット付きのパンツを履いた方が効果はある。
ハンドルに力を分散する
続いて試したのがこれ。お尻だけではなく、ハンドル(手)に力を分散することでお尻への負担を減らそうというものだ。最初に乗った時にはお尻と同じくらいに手のひらにも痛みが走った。それが原因でお尻に負担がかかってしまい激痛が生じたわけである。サイクルグローブをして手に力をかけやすくすることで負荷を分散した。これはそれなりの効果があり、お尻の痛みを軽減することに成功した。が、手のひらの痛みは依然解消されていない。手のひらに力をかけすぎてしまっているということだろうか。
ペダルにも力を分散する
そして3つ目。これも力を分散するという考えから来たもの。次の分散先はペダル=足である。実はこれは何度か乗っていくうちで徐々にわかってきたことである。足に力を込める、つまりはペダルに力をかけることによって、「サドル=お尻」「ハンドル=手」「ペダル=足」の三点に力が分散されるわけだ。3つ目の分散先ができたということなのでその効果はてき面だった。乗車中には手にかかる力がほとんど感じられなくなり、それに伴って痛みも軽減された。が、この施策には同時に弱点もあった。
ペダルで乗るということ
よく言われているのはロードバイクは「サドル」「ハンドル」「ペダル」の3点で乗る、ということ。前述の通り、力を分散することによって、それぞれにかかる痛みが少なくなるというものだ。これがロードバイクの乗り方なわけであり、これができないといつになっても痛みと戦う必要があるのだと思う。
では、「ペダルで乗る」ってどういうことだろうか。私もまだトライ中だし、文字面で伝えるのはすごく難しいのだがそれはきっと「手放し運転」に近い感覚だと思う。手は放さずに「添えるだけ」のイメージ。こうすることでペダル=足に力がかかり、3点への分散が完成する。まだ3点それぞれへの力の割合がつかめていない段階だが、そのイメージというのは得ることができたと思っている。これを突き詰めていけば、長時間のライドも可能になるはずだ。
が、弱点もある。この「ペダルで乗る」ということはものすごく体力を消費する。それはもう、サドルやハンドルに体重がかかっているときの比ではない。そりゃそうだ、ほぼ手放し運転状態で漕ぎ続ける必要があるわけであり、手やお尻の痛みがなくなるくらいに力を分散するということなので、特に足にかかる負担は大きくなる。
この辺の比重についてはまだまだ勉強・練習中だ。何度も乗っている中で「ペダルで乗る」ということの意味も理解できたので、これから先繰り返して乗っていく中でその比重も体現できるようになるかもなあと思ってる。
スポンサーリンク
[amazonjs asin="4883933075" locale="JP" title="誰でもカンタン!ロードバイク入門―自転車選びから、フィッティング&メンテまで"]
[amazonjs asin="4797367520" locale="JP" title="アラフォーからのロードバイク 初心者以上マニア未満の<マル秘>自転車講座 (ソフトバンク新書)"]