デスクの角が腕にあたって痛い!そんなお悩みをお持ちのデスクワーカーは多いのではないだろうか。私もこの夏、自宅リモートワーク用のデスクを交換したのだが、この新たなデスクの角が鋭利であり、マウス・キーボード操作の支点となる腕がそこにあたって痛みを感じていた。それが日々となってくると痛みが蓄積され仕事どころではなくなってきた。なんとかこの課題の解消を目指し、話題のパームレストを導入してみることにした。
この記事でわかること
- 机の角に腕があたって痛いのはこんな人
- DeltahubのパームレストCarpio 2.0の仕様と使い心地
- Deltahubの Carpio 2.0で机の角の傷みを解消できるのか
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課題:マウス・キーボード操作時に机の角に腕が当たって痛みが生じる
長時間に渡る痛みはストレスであり非効率にもなる
冒頭で記載した通り、課題はシンプルだ。机・デスクの角が丸みを帯びておらず、鋭角な場合にマウス・キーボード操作時に支点となる腕があたり痛みが生じるというもの。デスクワーカーにとってマウス・キーボード操作は仕事をする上での基本操作となるため、操作時間に割かれる時間は圧倒的に多い。長時間鋭角な机の角に腕が当たり続け、痛みは蓄積されてくるし、作業は止まるため非効率でもある。もっというと蓄積された痛みにより長期に渡る何らかのフィジカル的な支障が生じるかもしれない。ということでこの課題解消に向けてパームレストを導入してみることにした。
机の角に腕が当たってしまうのはこんな人
ちなみに机の角に腕が当たってしまうのはどんな人か?ズバリそれはマウスやキーボードの操作時に「腕を支点にしている人/支点にせざるを得ない人」だ。私のようにデスクに浅く越しかけることで腕を机の角に当てて支点にしているケースもあれば、デスクスペースの都合上、キーボードを手前に置かなければならず、支点にせざるを得ない人もいると思われる。周囲の知人にヒアリングしたところ、腕を浮かせてタイピングする人や、腕全体をデスクに置けるスペースがある人はこの問題は生じない。実はこの気付きが本検証に大きな影響を与えることになる。
解決案:DeltahubのパームレストCarpio 2.0の導入
上記課題のソリューションとして今回導入候補に考えたのが、ガジェット系YouTuberが紹介していたパームレストDeltahub Carpio 2.0だ。パームレストっぽくないそのかっこいい見た目に試してみたくなる心を大いにくすぐられた。ということでこのDeltahub Carpio 2.0で机に腕が当たると痛い問題を解消できるかを検証してみることにした。Deltahub Carpio 2.0のスペック・特徴は下記の通り。
Deltahub Carpio 2.0の仕様・スペック
サイズ | Small、Large |
材質 | シリコーン |
色 | ブラック、ホワイト、グレー |
スタイル | Right、Left、Both |
Deltahub Carpio 2.0の特徴
専門家による監修:医療の専門家による監修を受けて開発され、手首の緊張状態を緩和させることで痛みを防ぐことができ、長時間のPCでの作業において、手首から手のひらにかけてサポートしてくれる。底面に搭載されているエルゴノミックパッドによって、デスク上を自由に動かすことができるため、マウス操作の快適性と安定性を高めることが可能。デザインはミニマルな軽量設計。また、ホワイト/ブラック/グレーのカラーバリエーションと右利き用/左利き用それぞれのモデルがラインナップされている。
検証結果:腕の痛みには効果なし、ただし手首の負担は軽減される可能性はあり
操作性や使用感は心地よいデスク上の移動もなめらかで快適
専門家による監修:医療の専門家による監修を受けて開発された、という謳い文句の通り手をDeltahub Carpio 2.0に置いたときには心地よいフィット感を感じる。一瞬これで腕の痛みは解消されるのでは?と思ったくらいに心地よかった。底面についているエルゴノミックパッドによりDeltahub Carpio 2.0に手を乗せたままデスクの上をなめらかに移動することができ、これも快適で心地よさがあった。サイト上に記載があることはそのままの印象で、使い方によってはパークレストとしては少し高額の価格を十分にペイできるのはといったところ。
痛みはあくまでも腕、腕はデスクに当たる現象はDeltahub Carpio 2.0では解消されない
一方で、結論から申し上げると腕の痛みは=デスクの角に腕が当たる現象はDeltahub Carpio 2.0では解消がされなかった。それも考えてみたら当たり前で、前述のとおりデスクの角に腕が当たってしまうのは「デスクの角に対して腕を支点とする人」である。このDeltahub Carpio 2.0がサポートするのは手のひらから手首にかけてであり、事象とプロダクトのミスマッチであったことが発覚した。Deltahub Carpio 2.0を外してマウスを操作してみると、逆に私の手のひら・手首は宙に浮いている。まったくDeltahub Carpio 2.0のメリット・効果が発揮されないようなマウス操作をしているということだ。
Deltahub Carpio 2.0を使ってみた感想
・手のひらへのフィット感がある
・エルゴノミックパッドによるデスク上の移動が滑らかで快適
・手首の負担は軽減してくれそう
・サポートするのは手のひら・手首のため腕の痛みには効果なし
ということでDeltahub Carpio 2.0ではデスクの角に腕が当たって痛みが生じる問題の解消には至らなかった。ただ、Deltahub Carpio 2.0に問題があったということではなく、今回の問題は事象と製品のミスマッチであるので、Deltahub Carpio 2.0に効果がないということではない。きっとたぶんおそらくはマウス操作時に手首を支点としている人にとってはその負荷を軽減してくれる製品だと思われる。私には合わなかったというだけのお話。
まとめ
- 机の角に腕があたって痛いのは机の角に対して腕を支点にしている人
- Deltahub Carpio 2.0は手首を支点にする人には有効と思われる
- Deltahub Carpio 2.0では残念ながら机の角の傷みを解消できない
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