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WindowsとMacの併用環境を快適にするための改善策としてHHKB Professional HYBRID Type-Sをレンタルで試した結果

HHKB Professional HYBRID Type-S

HHKBのキーボードHHKB Professional HYBRID Type-Sが気になる!かっこいいし打ち心地が気持ち良さそう。今WEBディレクターとして日々仕事をしている上での課題を解決してくれそうなキーボードだ。ということでWEBディレクター的視点でレビューしていきます!

この記事でわかること

  • キーボードに対してのWEBディレクター的な課題
  • HHKBキーボードの仕様とお試し方法
  • WEBディレクターはHHKBを1週間使ってみた感想

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課題:クライアント支給端末Windowsと作業用MacBook Airの併用

1.MacとWindowsの併用に耐えられること

1つの目の課題はこれ。セキュリティを重視する昨今、クライアント業務をこなす場合に端末が支給され、その端末からでないと利用できないアプリケーションがある、ということを経験しているWEBディレクターの方は多いのではないだろうか?私も当てはまり、クライアントから支給される端末はWindows10でドキュメント等はDriveで作業用のMacと共有できるものの、チャットツールの使用はその端末に限定されてしまっている。よって、作業用のMacBook Airとコミュニケーション用のWindows10とをシームレスに切り替えられるキーボードであることが必須要件である。

2.打鍵感がよく効率的なタイピングが行えること

当然ではあるが、日々の作業はマウスとキーボードで行うことなる。PCで作業をする以上、マウスとキーボードに触っている時間的な比重はかなり大きい。その中でキーボードに求められるのは効率的なタイピングができること。長時間にわたり操作しているデバイスだけにタイピングの効率性は全体としての効率性に大きく影響する。WEBディレクターは複数の案件を同時に回す状況に置かれる事が多いため、作業をマルチにこなす必要がある。時間を確保するためにもタイピングの効率性はマスト要件である。それと心地よい打鍵感もほしい。

 

解決案:HHKB Professional HYBRID Type-Sの導入

上記課題のソリューションとして今回導入候補に考えたのが、話題のキーボードHHKB Professional HYBRID Type-Sだ。今さら感はあるが、HHKBとはHappy Hacking Keyboard(ハッピーハッキングキーボード)の略で株式会社PFUより販売されているキーボードである。今回はHHKBのフラグシップモデルであるHHKB Professional HYBRID Type-Sを導入してみることにした。さまざまなサイトで紹介されているがHHKB Professional HYBRID Type-Sのスペックは下記の通り。

インタフェース Bluetooth Ver4.2LE Class2、USB Type-C(Type-C – Type-Aケーブル付属なし)
無線操作距離 最大10m
カスタマイズ機能 DIPスイッチ、キーマップ変更機能
キー仕様 静電容量無接点方式、押下圧45g、3.8mmストローク、シリンドリカルステップスカルプチャ、
キーピッチ 19.05mm
キー数 60個
サイズ(mm) W 294×D 120×H 40 (キートップ上面まで)
重さ 540g (電池含まず)
電源 単3形乾電池×2本、USBコネクターからの給電
動作時間 アルカリ乾電池使用時の目安:約3カ月
サポートOS Bluetooth接続 Windows 8.1 / Windows 10、macOS 10.14以
Android 4.4以降、iOS 11.4以降、iPadOS 13.0以降
USB接続 Windows 7 / Windows 8.1 / Windows 10、macOS 10.12以降

高速入力に最適なチャタリングのない静電容量無接点方式が採用されており、長時間の使用でも疲れない理想的なキータッチになっているとのこと。独自の合理的なキー配列による効率的なタイピングができるみたいで今回の課題を解決してくれそうな代物である。Windows・Mac両方に対応しており、4端末を接続可能でFn+Control+設定した数値の押下で切り替えが可能。これも課題クリアできそうだ。Type-Sは静粛性にも優れていて、深夜帯の自宅作業の場合にも重宝しそう。US配列とJIS配列、色は墨、白、雪の3色がラインナップされている。

HHKB公式サイト

 

他製品との比較:ロジクールKX800M MX KEYS・MacBook Airのキーボード

HHKB Professional HYBRID Type-Sの導入にあたり、他社製品も使用してみた上でのメリデメも整理しておこうと思う。購入の際のご参考になれば。

ロジクール KX800M MX KEYS for Mac US配列

HHKB Professional HYBRID Type-Sの導入の前に使用していたキーボードがロジクール KX800M MX KEYS for Mac US配列だ。このキーボードも秀逸で、Mac・Windowsの併用はもちろん、logi Option+というアプリケーションによってキーボードをカスタムできるという機能を搭載している。比較的長く使っていて弱点は少ないのだが、テンキーを配置したキーボードであるため、手の移動距離が大きく効率性を若干損ねるという点がデメリットだろうか。それとHHKBに比べるとサイズが大きいため持ち負荷が大きく、常時そのキーボードで作業ができないという弱点もある。効率性という部分でHHKBに分がありそうだ。

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参考

メリット
・Windows・Macのシームレスな切り替えが可能
・logi Option+によるキーのカスタムができる

デメリット
・テンキー搭載のため手の移動距離が大きく効率性を損ねる
・持ち運び負荷が高く、常時使用が難しい

Apple 2023 MacBook Air M2 チップ搭載モデル

続いてもう一台はこちらも現在使用しているMacBook Airのキーボード。さすがのAppleでMagic Keyboardの打ちやすさは抜群だ。ノートパソコンであるため手の移動距離も最低限であり、効率性を損なうこともない。ただ、当然であるが、Windowsとのキーボード併用は不可能。また、今回の要件としてWindows・Macの2台使用は必須であるため、デスクスペースを考慮しMacBook Airはクラムシェルモード+外付けキーボードで運用している。デスクスペース的にもWindowsとの併用は不可ということになる。

[wpap service="with" type="detail" id="B0B3BRRC2P" title="2022 13インチMacBook Air: 8コアCPUと8コアGPUを搭載したApple M2チップ, 256GB SSD - スペースグレイ"]

参考

メリット
・Magic Keyboardのタイピングは抜群
・手の移動距離が少なく効率性が担保される

デメリット
・OS的にもデスクスペース的にもWindowsとの併用が不可

 

入手アプローチ:レンタルサイトを利用してみる

ということで現状使用している他社製品とも比較し、導入メリットを整理できたので、いざHHKB Professional HYBRID Type-Sの入手へと進めることにした。ただ・・・お高い。HHKB Professional HYBRID Type-Sは定価で36,850円 (税込)とキーボードとしては高価な部類に入る。いざ購入して想定と異なるものだった時のダメージは計り知れないほどに大きい。

で、調べてみるとこのようなデバイスのレンタルサービスにたどり着いた。レンティオというサービスでちょうどキャンペーン期間中だったようで、14泊15日¥5000弱でレンタルすることができた。こういった少し高いデバイスを購入する前にレンタルして使用感を試すには良いサービスだと思う。ただし、HHKBに限ってはレンティオよりもゲオのレンタルサービスの方がお得のようだ。レンタル後にそのまま購入することができ、特別価格になる模様。で、レンタル価格は実質無料になるとのこと。失敗した、こっちにすればよかったと大後悔。

ゲオあれこれレンタルのHHKBレンタルサービス

 

WEBディレクター的検証結果:タイピングはGOODで併用も可。ただUS配列は…、

レンティオからHHKB Professional HYBRID Type-Sが到着して1週間。自宅でもオフィスでもコワーキングスペースでもHHKBを持ち運び使用してきた。さらにはいつもよりもマウス操作を控え、可能な限りキーボードで操作してその使用感を確かめることに注力した。気になる1週間での使用感は・・・。

 1週間使ってみた感想

・打鍵感は最高!楽しく仕事がしたくなるキーボード
・持ち運びもできる→540g=ペットボトル1本分と思えば気にならない
・打ち間違いがまだ多い。これから慣れるのだろうか?
・US配列はWEBディレクター的には微妙(後述)

さまざまなサイトやYou Tubeをみると、特殊なキー配列ではあるものの1週間程度で慣れるとのことだったが、正直まだ慣れていないという実感。同じくUS配列であるKX800M MX KEYSはここまでかからなかた記憶であるため、やはりHHKBのキー配列が要因だろう。特に違和感を感じるのが矢印キーだ。HHKBのUS配列には矢印キーはなくFnと同時に押すことで可能になっているのだが、コレが使いにくい。

これは私の私見だが、WEBディレクターはpptやExcelでのドキュメント作成が多いため、矢印キーの使用頻度が高い。そのキーがFnを押さなければ使えないとうのが正直大きく効率性を落としている気がする。なんというか…HHKBには申し訳ないのだがFnを押すこと自体が急いでいる時には面倒くさく、効率性を落としている。我ながら時間に追われFnを押すことすらタイムロスに感じてしまっているというところ。

ということで結論。HHKBの打鍵感は素晴らしい。これは間違いなくキーボード操作が、仕事が楽しくなる打鍵感である。一方でWEBディレクター視点ではUS配列はオススメできない。WEBディレクター職には正直向いていない配列だと思う。おそらくJIS配列一択だが、まだ試せていないので、ゲオあれこれレンタルで試してみた上でレビューさせていただく予定。

まとめ

・HHKBでのMac・Windowsの併用は可能
・HHKBを試すならゲオあれこれレンタルがおすすめ
・HHKBキーボードの打鍵感は最高!仕事が楽しくなる
・ただしUS配列はWEBディレクター業務には微妙

 

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