この記事の3行まとめ
●TK-FBP101BKの端末切替はとてもスムーズ
●少し小さめだからタイピングになれるのは時間がかかるかも
●なぜか「英数/かな」のキーが効かない(Ctrl+スペースで切替は可)
マルチペアリングキーボードを買った理由
仕事用Macとプライベート用Macをシームレスに切り替えて使いたい。キーボードに対してもそう。仕事する時は右に体を向けて、ブログ書く時は左に向けて、それぞれのMacのキーボードを触るってのはなんかスマートじゃない。
そこで考えたのが↑のような複数台の端末とBluetooth接続ができて、それがシンプルなボタン操作で切り替えれるというキーボード。たぶんきっと本来はタブレットとかスマホ向けなのかなとも思いつつ、これを2台のMacBook Proで運用してみることにした。
ELECOMのマルチペアリングキーボード(TK-FBP101BK)を使ってみた
設定方法はかんたんで、Q・W・Eのボタンそれぞれに接続した端末をBluetoothでペアリングする。で、fn+A・S・Dのキーで端末間の切替が可能。実際に運用してたところ、切替はスムーズで、画面に「接続されました」と表示されるからどちらの端末がアクティブ状態なのかがすぐにわかるので、キーボード自体の「端末を切り替える視点」での使い勝手は全く問題ない。
コンパクトだから最初はやや打ちにくいかも
ただ問題が2つほど。一つはタイピングのしにくさ。ややコンパクト目にできているために先代のApple純正キーボードと比べるとキー間の間隔が狭い部分があり、慣れるまではやや打刻ミスが生じがちだった。1〜2周間使ってようやく慣れてきたところで、完全に使いこなせるようになるにはもうちょいかかりそう。
なぜか「英数/かな」キーが効かない問題も
2つ目の問題はやや大きめ。Macに対応しているとのことだが、基本的にはWindowsキー配置である。それが理由か否かはわからないが、「かな」「英数」が割り当てられているはずの「無変換」「変換」キーが効かない…。文字入力を切り替えるにはメニューバーから変更するか、USキーボード同様にCtrl+スペースで切り替えるしかなく、JISキーボードに慣れているとこの辺も慣れるまで大変かも。ちなみにParallelsで仮想Windows使用時には「半角」キーが有効だった(これは嬉しい)。
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