カメラ熱が再燃してきた。で、『東京タワーをカッコよく撮影できる穴場スポット(?)はココ!!』でお伝えしたとおりに東京タワーを撮影してきたのだが、今回選んだ撮影スポットの一つが浜松町にある「世界貿易センター」である。最上階にある展望台は東京タワーを間近に捉えることができ、それでいてメジャーな観光スポットとは離れるため人も少なめで、なおかつ三脚も使えることからオススメの東京タワー撮影スポットされている。
映り込みに大苦戦した2017年の秋
夜景と東京タワーの写真撮影に魅了されている私も約2年前の2017年にこの世界貿易センターでの東京タワー撮影にチャレンジしている。その時の様子は『東京タワーを撮影するのに超オススメなスポット』でもレポートしている。ここにも書かれているが、当時の課題として①三脚を使用しているもののやっぱり手ブレしてしまう、ことと②ガラスに室内が反射して写り込んでしまう、ことの2つをあげていた。
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東京タワーを撮影するのに超オススメなスポット ―カッコいい写真を撮りたい 65枚目―
この写真のEXIF情報はこちら 前々から言っていますが、東京タワーが好きです。そしてこれも前々から言ってますが、夜景の撮影が好きです。というわけで、東京タワー込みの夜景を撮影してみることにしたのです。 ...
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この時はシャッターをセルフタイマーにしたり、レンズをガラスにピタリとくっつけて撮影するなどして課題を解消できるように努めたものの、やっぱりやりづらさは大いに感じたわけであり、それは鮮明な記憶として残っていた。だからあれから2年が経過しそうなこの2019年のタイミングにて世界貿易センターでの東京タワー撮影リベンジを決意したのである。
世界貿易センタービルでの東京タワー撮影リベンジ!!
ということで世界貿易センターでの東京タワー夜景撮影のリベンジに挑んだ。用意した機材は2年前に「必要」と感じたアイテムを加えた以下である。
- CANON EOS 60D
- TAMRON AF18-200mm
- ゴリラポッド三脚(JB01575-PKK)
- 忍者レフミニ
- ロワジャパン シャッター リモコン
新たに加わったのは下の3つ。手ブレを抑えるための「シャッターリモコン」いわゆるレリーズと映り込みを押されるために忍者レフのミニを用意した。加えてゴリラポッド三脚。前回は格安のミニ三脚を使ったが高さの融通が効かずに苦戦した。だから年末の夜景撮影での実績があるゴリラポッド三脚を投入した。
レリーズの効果は絶大!忍者レフミニは意外な結果に…
では世界貿易センター展望台でのリベンジ撮影の結果はどうだったのだろか?この日は雨天の予想だったが天候も持ち絶好のコンディションに。三連休だったがさすがの穴場スポットで観光客は疎らで、東京タワーが見える一角も少し待てば三脚を置くことができた。結果から言うとどれも一定の効果があった。前回2017年当時よりも圧倒的に撮影はしやすかったと感じている。だが、期待以上の効果があったものと、その逆で期待していた程の効果は見られなかったものもあったのも事実。
ゴリラポッド三脚
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実績が多数あるだけ合って安定の効果。特に展望台のように三脚を立てるスペースが限られる場合に効果を発揮する。また、くねくねとフレキシブルなその形状は「下を向けたい」「ちょっと角度を変えたい」という時にすごく有効。やっぱり夜景撮影には最大の武器となりうる三脚であると感じた。
忍者レフミニ
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今回のリベンジ劇で最も期待してたのがこの忍者レフミニ。室内の映り込みを抑えてくれるレフ板であるものの、残念ながら期待以上の効果はなかった。確かに映り込みは抑えてくれる。だが、ある程度ガラスにレンズを近づける必要もある。だから、正直撮影条件はそこまで自由にならなかった(これはミニであることが理由かも)。また、レンズにつけていることの煩わしさ。AFで撮る時にクルクル回ってしまうし、MFでも忍者レフで隠れてしまって調整箇所を回しにくい。さらには下に角度をつけようとすると邪魔になる。だからあまり撮影角度を変えることもできなかった。
映り込み回避のための制約を軽減することを期待しての忍者レフミニの投入だったが、残念ながら期待以上の効果を得ることができず。でも一定の条件下であれば映り込みをキレイに解消してくれるのは事実なので、そういう意味ではやっぱり夜景撮影にはマストだと感じたし、今後同じようなシチュエーションであれば間違いなく使うと思う。畳めばコンパクトで持ち歩きも便利だし。
ロワジャパン シャッター リモコン(レリーズ)
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意外と言っては失礼だが、今回一番有用だったのはレリーズだった。正直、手ブレについてはセルフタイマーでもそれなりの効果はあったのでそんなに必要性は感じていなかった。確かに手ブレに与える効果ではセルフタイマーと大差ないかもしれないが、、、うん、便利!これは便利なアイテムだ。撮影の時の煩わしさを解消してくれる。セルフに設定し直してとかの面倒臭さがない。セルフタイマーでも代用はできるとは思うが、限られた時間内での撮影において、少しでも煩わしさを解消するため、持っておくと重宝するアイテムだと感じた。
2年越しの東京タワー撮影リベンジの結果
ということで世界貿易センタービルで東京タワー夜景撮影リベンジを実行したというお話。期待以上の効果があったものとそうでなかったものがあったのは事実だが、夜景を撮影するための条件を整えてくれるアイテムたちであることは事実だし、それを検証することはできた。今後の私の夜景撮影をサポートしてくれると思う。ということでこの日撮影した東京タワーがこちら。
ゴリラポッドというよりも忍者レフというよりもレリーズというよりもLightroomするのにちょっとだけ慣れてきたのかなあというのが個人的な感想。写真の世界は奥が深くまだまだ学ぶべき点は多いと実感…。
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