写真を趣味にし始めた頃はLightroomでの現像なんて邪道であって、カメラの中だけで作品を完結させることにこだわっていました。ところがここ最近はというとLightroomありきで作品を作るように変化してきています。まだまだLightroom初心者であることにはかわりませんが、使うと写真がこんな風に変わるよ、というお話です。
iPhoneで撮影した夕焼けをLightroom現像してみた結果
ということでLightroomで現像してみた写真をご紹介してみようと思います。まずは現像前の素材の写真です。今回の素材はiPhoneで撮影しました。え?iPhone?とお思いの方ごもっともです。本来であればデジイチであるEOS60Dないし、少なくともAPS-CコンデジであるRICOH GRで撮った素材を題材にすべきなんでしょうけど、iPhoneでもこれだけ変わるよ、っていうサンプルにもしたかったので、敢えて選んでみましたのでどうかご了承を。
ランニング中にiPhoneで撮影した夕焼け
そもそもこの写真はランニング中に撮影しました。兄弟ブログであるこちらにも載せましたが、ゴールデンウィークの夕方に川沿いをランニングしてたところ、夕焼けがとてもきれいでした。ところがカメラを持って走っているわけでもなく、ペース計測用にアームポーチに入れていたiPhoneで撮影したのです。
Mac版のLightroomで現像してみた結果
この写真をMac版のLightroomで現像してみました。といってもGoogle Nik Collectionというプリセットを使っているので、厳密にいうとLightroomで細かく設定してたわけではありません。ごくごく簡単な操作で済むのが、Google Nik Collectionのメリットです。この夕焼けを撮影する時に「絵画みたい」と感じたので、その印象をこのプリセットによってより強めた感じです。
iPad版のLightroomで現像してみた結果
続いてはiPad版のLightroomで現像してみた画像です。正直私は感動しました。iPadのアプリでiPadだけでここまでの写真に仕上がってしまうのかとこの写真の元素材が一枚目の写真だっていうことが想像できないくらいかなって。ここまでできてしまうLightroomは素晴らしいと思う一方、ちょっと恐ろしくなりました…(笑)ちなみにこっちはプリセットを使わずに自分で調整してみました。
結論!iPhone撮影でも何とかなるが質の高い素材のほうがベター
Lightroomで現像してみた結果、Mac版であろうがiPad版であろうが、まったく趣の異なる写真として表現することができました。カメラの中で完結する写真も素敵ですが、Lightroomを使うことでより写真・作品としての幅をもたせることができるのかなと。例えば構図は気に入っているけど色味がいまいちな写真とかですかね。それと細かいノイズやゴミを消せるのも良いです。こういうところも最初の頃は全然気にならなかったんだよなあ。
ただ、素材の写真はキレイであることに越したことはないと思いますし、やっぱりデジイチやAPS-Cコンデジで撮影した方が良さそうです。今回、iPhoneで撮影したことで太陽の輪郭がおかしくなってしまったのですが、これはLightroomでもどうにもなりません(私がその術を知らないだけかもですが…)。デジイチやコンデジを使う、もしくはスマホだとしても、こういった症状がでないような安全な撮り方をし、撮った後によく見直すべきだと思います。今回はランニング途中だったのでそこまで気が回りませんでした、反省しています…。
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