ここに来てまさに痛恨である。知らなかったわけではないし、なんとなくニュースは拾っていた。いや、なんとなくどころか新しいモデルのロードバイクが発表された時は食い入るようにその記事を見ていたくらいだ。
2017年3月から始まったロードバイク購入計画
私がロードバイクの買い替えを決意し、本格的に選定を検討し始めたのが2017年の3月のことだ。当記事執筆時点から数えると約8ヶ月前ということになる。そして購入の目処としていたのが年が開けて2018年、もっというと2018年度に入ってから。つまりは早くても来年の4月とか5月とか。要するに1年以上の期間をかけ、検討を重ねた上で新しいロードバイクを購入するつもりでいた。予算的な問題もあったし、モチベーション的な理由もある。
まあ、何かを買う時ってどれを買おうとか、どんなものが欲しいのかとかを考えている時が一番楽しかったりする。特に私はその傾向が強いみたいで、いざ買ってしまうとそれまでの熱がけっこうトーンダウンすることがよくある。だから時間をかけてロードバイクを選定することは楽しかったし、楽しみでもあった。そこに浮かれて大きな盲点を完全に見過ごしてしまっていた。
ロードバイクは毎年モデルチェンジしているということ!
何を見過ごしてしまっていたかというと他でもない。ロードバイクは毎年モデルチェンジするということである。先週末に久しぶりにスペシャライズドのWEBサイトを眺めていて気がついた。そうだ、ここ数ヶ月の私はロードバイクに対しての情熱がやや下降していた。iPadにAirPods、CW-Xなどの素晴らしい製品に出会い、すっかりとそっちに気を取られてしまっていた。雨や負傷によって、しばらくロードバイクに乗ることができていなかったのもモチベーション下降の原因かもしれない。
およそ2ヶ月ぶりにロードバイクに乗り、テンションが上がってそのままスペシャライズドのサイトを訪ねた。しかしそこには見慣れたAllez DSW SL Sprint Compではなく、見覚えのないデザインのロードバイクがはあった。おまけに価格にも見覚えがない。15万円だったはずなのに、3万円近くも高くなった価格がそこには提示されていたのだ。
[blogcard url="https://www.specialized.com/jp/ja/allez-sprint-dsw-sl-comp/p/129269?color=239800-129269"]
Allez DSW SL Sprint Comp 2017年モデルと2018年モデルの違い
Allez DSW SL Sprint Comp 2017は2台目のロードバイク購入計画の中でここまで最高得点を記録していて私の中では圧倒的な第一候補に挙がっていた。それが3万円近くも予算をオーバーしてしまっている。じゃあ、この価格以外に何が違うのよと。↓の記事で取り上げた項目・スペックを中心にその違いをみてみようと思う。
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エアロロード?! SPECIALIZED Allez DSW SL Sprint Comp ー2台目のロードバイク購入計画ー
ストレス貯まってます、仕事で!こんな時は少しでもリラックスできるように楽しいことを考えよう!そう、今一番楽しいことは「ロードバイクどれ買う?」って悩んでる時だ。というわけで今回は大本命のSPECIAL ...
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コンポーネントがSHIMANO 105ベースか?
価格が大幅に上昇しているということはスペックが上がったということがまず考えれられるが、本当にそうなのだろうか?2017年前の購入を検討した際のスペックと比較してみた。
2017モデル | 2018モデル | |
---|---|---|
フロントディレイラー | Shimano 105, braze-on | Shimano 105 Ez, braze-o |
リアディレイラー | Shimano 105, 11-speed11 | Shimano 105, 11-speed |
クランクセット | Praxis Alba 2D | Shimano 105 |
ブレーキ | AXIS 2.0 | Tektro Axis caliper |
シフトレバー | Shimano 105 STI, 11-speed | Shimano 105 |
ディレイラーについてはフロント・リアともに据え置きのようだ。シフトレバーもShimano 105とあるので、スペックダウンということはないだろう。クランクセットは2018モデルではShimano 105となっているようである。これはスペック的には向上したと言えるのではないか。そのほかには105にアップデートされているパーツはないようなので、判断が難しいところではある。
デザインやカラーリングは変わってしまった?
私のようなミーハーロード乗りにとって見た目=デザインは死活問題である。2017モデルのAllez DSW SL Sprint Compではブラックベースの赤ロゴのデザインが用意されていたし、私の好み的はドンピシャの配色だった。にも関わらず、2018年のラインナップからは除外されてしまっっている。赤×黒ロゴのカラーリングならあるし、この配色も嫌いではないのだが、やはり2017モデルのドンピシャ具合にくらべると見劣りしてしまう。ここが一番「買っとけばよかった」と後悔している点かもしれない。
価格は15万円から17万円超に!!
そして最もインパクトがあったのは価格である。2017モデルが¥150,000だったのに対して、2018モデルは¥178,200とのこと。この差に最初に気がついた時には愕然とした。なんとその差は¥28,200、およそ3万円の値上がりかよ、と。少し冷静になって、¥150,000(税抜)、¥178,200(税込)で税込価格での差は¥178,200-¥162,000=¥16,200だと気がついたものの、それでもその差は大きい。15万円予算で考えていたし、こうなるとカーボンロードであるTARMACの¥189,000(税込)との差が少なくなり、そっちも比較対象となってくるわけで…。少し時間が経てば値下がったりするのだろうか。
2018年モデルでもう一度検討し直す必要あり!?
と、ロードバイクのモデルチェンジが盲点となり、長期での購入を検討していた私にとってはかなりの痛手となってしまった。今回はスペシャライズで気がついたわけだが、ここまで検討の対象としていた他社製のロードバイク全てで同じことが起こっている可能性があるわけなので、もう一度精査して検討をし直す必要がありそうだ。
また、モタモタと長い目で検討していると今度は2018→2019のモデルチェンジの時期を迎えてしまうことになるかもしれない。2018年中にロードバイクを購入するのであれば夏までには結論を出なければいけないっぽい。うーん、そこまでに結論出るかなあ。第一候補が予算オーバーしちゃってるしなあ…。なんかだいぶテンション下がってしまったよ。
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