久しぶりにロードバイク用のアイテムを購入した。執筆現在の2017年10月は週末の雨が多かった。雨が降ってもロードバイクに乗りたい。でも雨の日にロードバイクに乗るとめちゃくちゃに汚れてしまう。そう、ロードバイクには泥除け=フェンダーが付いていないからだ。
簡易フェンダーを使ってみて感じた限界
ロードバイクはスピードを求める乗り物であるため、軽量化を果たすために余計なパーツは省かれている。当然フェンダーも取り付けられておらず、雨が降った日はもろに影響を受けてしまうことになるのだ。特に後輪の泥除けがないことは致命的であり、タイヤから跳ねた泥が背中に当たり、大いに汚してくれる。ひどい時は後頭部まで泥だらけになってしまう状況だ。
MAGIC ONE ASS SAVERS-3を使っていたが…
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というわけで↑このような簡易フェンダーを使っていた。なぜこれにしたかというと
- ロードバイクの外観を損ねない
- 持ち運びやすく、急な雨の時でも使える
というのが理由だった。確かに軽さと携帯性、取り外せるということはメリットではあったし、弱い雨であれば十分な効果はあったように感じていた。が、それなりの雨となるとその効果は激減してしまう。「ホントに泥よけあったの?」ってくらいに背中は泥だらけである。ロードバイクに長い間乗っていいるとそれなりの雨でも乗ることがけっこうあったので、簡易フェンダーではなく、それなりの雨でも使える本格的なフェンダーを探してみることにした。
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ロードバイクの雨対策!MAGIC ONE ASS SAVERS-3 オリジナル リアフェンダー
少し前に↓の記事でも書かせていただいたが、、、私はロードバイクを自家用車の代わりに購入し乗っている。だから雨が降って「乗れません」となると行動範囲が限られてしまい、寂しい週末となってしまう。だから多少 ...
Zefal Swan-R アジャスタブルリアフェンダーレビュー
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私が選択したのはZefal(ゼファール) Swan-R スワン ロード アジャスタブルリアフェンダーである。まず、ロードバイクであるので降雨時以外は取り外せるよう脱着が容易にできるもの、というのが絶対条件だった。そして今回は携帯性はあまり考慮せずに、それよりもきちんと泥を防いでくれるものを条件とした。
取り外しは簡単だが、サドルバッグがあると付けられない
シートポストに取り付けるタイプのフェンダーである。フェンダー側の取り付け部はワンタッチで脱着できるようにになっていて簡単に取り付けられそうな印象だった。少し苦戦したものの、それほどの労力をかけずに素手で取り付けることができた。
が、サドルバッグが邪魔だった。というかサドルバッグがあると取り付けることができなかったため、仕方なくサドルバッグの下側のベルトを取り外して強引にフェンダーを取り付けた。サドルバッグが不安定になってしまったが、外れることはなさそうだったのでこれでよしとした。でもなんか納得いかず…。
泥はきっちりと避けてくれるから背中の汚れは最小限に抑えられる
肝心の泥よけ機能はというと、これはもう完璧である。簡易フェンダーであるMAGIC ONE ASS SAVERS-3とは雲泥の差でママチャリの泥除けと同等の効果といっていいいだろう。その名の通りスワンのような形状でタイヤに沿うように取り付けるため、タイヤとの距離を少なくし泥が大きく跳ねるのを回避してくれる。これであれば雨の中でも背中の汚れを気にすることなくロードバイクで走ることが可能だ。
収納や持ち運びにはそれなりの工夫が必要
泥よけとしての機能は完璧だったものの、その携帯性は犠牲にすることになる。折り畳むことはできないので、バッグに入れるにはかなりかさばってしまい、持ち運ぶことは現実的ではないかもしれない。だからゲリラ豪雨などに備えて常時携帯しておくというのは難しいだろう。
ゲリラ的な雨に備えるのは難しいかもしれないが、例えば午後から雨が降るって時には対策はできる。容易に取り付けることができるので、出発時に取り付けて出かけてしまえばいいのだ。野暮ったくなってしまうため、ロードバイクとしての見た目は損ねることになるが、取り外し可、雨の日のみと考えればこれくらいは割り切ってしまっても良いと思う。
雨が降った時にはリアフェンダーは必須!
一時はMAGIC ONE ASS SAVERS-3のような簡易フェンダーで「これでいいかな」と満足しかけたものの、やっぱりそれなりの雨の時にロードバイクに乗るには心許なかった。街乗りや通勤時にロードバイクを使用する場合、どうしても天気が悪いケースも想定されるし、その中でもロードバイクに乗らなければいけない時もある。だからリアフェンダー=泥よけもきちんと泥を避けてくれるしっかりしたものを1つは持っておいた方が良い。
そしてMAGIC ONE ASS SAVERS-3のような簡易フェンダーはその抜群の携帯性を活かして、常にバッグに仕込んでおき「緊急時用」として使用するのが良いだろう。折り畳み傘のような役割かな。本降りの時は心許ないが、小雨であれば十分機能するし、全くないよりはマシなはずなので。状況と役割によって使い分けるのが良いと思う。
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