初心者からの脱却を目指して、ついにロードバイクの買い替えを決意した。今回からは前回↓こちらの記事にて設定した項目に沿って、候補となるロードバイクを評価してく。一発はGIANT TCR SLR 2を採点してみる。
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脱初心者のためのロードバイクに求める条件とは? ー2台目のロードバイク購入計画ー
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GIANT TCR SLR 2を採点していく!
GIANTというと圧倒的なコストパフォーマンスからエントリー向けとして推されることの多いメーカーだ。この私も、とある方より「iWant?なにそれ知らない?GIANT買っとけよ」と頼んでもいないのに推薦された事がある。そんなGIANTからは脱エントリーモデルであるGIANT TCR SLR 2を対象とした。予算¥150,000程度とコンポ105のモデルという点が選定したポイントだ。
[blogcard url="http://www.giant.co.jp/giant17/bike_datail.php?p_id=00000024"]
条件1:重量が10kg以下であること <18点>
いきなり出ました高得点!なんと20点満点中の18点を獲得した!公式サイトによると重量はサイズ470mmで7.9kgとのこと。基準である10kgから2kgも少なく、さらには8kgも切っていると言うから驚きだ。今年のサイクルエキスポで試乗したSCOTTのFOIL30が「ものすごく軽い」と感じ、片手で持ってもストレスに感じないくらいだったが、それでも8.06kgの重量であり、それすらも下回っている。この価格帯で8kg切りは大きなアドバンテージとなりそうだ。
条件2:価格が15万円以下であること <8点>
GIANT TCR SLR 2の価格は公式ベース/2017年3月時点で¥165,000とのこと。予算である¥150,000を10点としてそこから+−で評価していこうかと。15万円に対して2万弱オーバーしているので単純に8点としてみた。まあ、実際問題¥15,000程度であれば増えてもなんとかなるかもしれないが、多分パーツなども購入することになるので、出費はできるだけ抑えておく必要がある。TCRシリーズはSLR2が一番下のグレードのようなので、残念ながらCONTENDシリーズなどを候補とするしかないが、今のところは考えないでおく。
条件3:ワイヤーがフレームの中を通っていること <20点>
そして個人的にこだわっていきたいワイヤーがフレームの中を通っているか否か。持ち運びやすさのために少なくともトップチューブには対応していて欲しい。よって、トップチューブorダウンチューブチューブのいずれかを通っていれば10点。両方通っていれば20点。どっちも通ってなければ0点とする。さすが15万円超えのロードバイクであるGIANT TCR SLR 2は(写真で見る限り)トップチューブ・ダウンチューブの両方通っているようだ。
条件4:コンポーネントがSHIMANO 105以上であること <20点>
候補に上げた時点で105相当のグレードであるのは間違いないのだが、パーツによって105を使っているもの、そうでないものがある。GIANT TCR SLR 2は↓の通り、ディレイラー、クランク、ブレーキとオール105を搭載してる。特にディレイラーとブレーキは買い替えのきっかけになったパーツでもあるので重視しているだけに評価できる。なので文句なしに20点。
DRIVETRAIN:SHIMANO 105
CRANK SET:SHIMANO 105
CompactBRAKES:SHIMANO 105
条件5:その他のオプション査定 <5点>
最後はオプションとしてここまでの4条件以外に気なる点をプラスマイナスで評価していく。まずきになるのはGIANTというメーカーだ。やっぱりGIANTというとコストパフォーマンスが想起されて、どうしてもエントリーバイクという印象が拭えない。決してそんなことはないのだが、個人的には脱エントリーバイクを狙っているため残念ながらマイナスの評価とせざるを得ない。さらにはロゴデザインもあまり好みではない。車体デザインは非常にカッコいいのにロゴでそのカッコよさを半減してしまっている。基準点10点に対して、マイナスポイントを差し引いて5点とておく。
GIANT TCR SLR 2の合計点は71点!!
結果が出ました。GIANT TCR SLR 2の合計点はなんと71点!まだ初回なので高得点なのかそうでもないのかはよくわからないが、初回ということで今後の基準になるため慎重に採点してみたつもり。やっぱり重量・コンポとスペック的な部分で長けている印象。それでこの価格ならば「コストパフォーマンス」でGIANTが世に評価されているのも頷ける。最初の1台であれば間違いなく第一候補に上がってくる車種なのだが、オプションで評価した通り、どうしても「初心者」のイメージがつきまとう。今回のロードバイク選びとは正反対のイメージだ。
ただし!他のロードバイクを同じように採点していった時に、この「初心者」というイメージを凌駕するくらいにその他の要素が優る、ってことになるかもしれない。だから評価を点数で可視化することは非常に有意義なのだ。
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