JVCのイヤフォンHA-ETR80BT-Rとジョギングの相性は最悪！代わりのオススメはコレ！

奮発していつもより少し高価なイヤフォンを買ってみたのが2016年の12月のお話。せっかく高いイヤフォンを買うのだからいろいろな用途で使っていくことを目的として選定したつもりだった。もちろんその用途の中にはジョギング中に音楽やラジオを聴くことも含まれていた。

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耳にフィットするジョギング用イヤフォンを選んだつもりだったが…

私が選択したのは↓のJVC・ビクター Bluetooth カナル型イヤホン HA-ETR80BT-Rである。商品パッケージにもあるようにジョギング目的として作られたイヤフォンと言っても過言ではないだろう。その独特の形状も耳にフィットし走行中も外れる心配なんてないだろうって考えていた。結論から言うと…正直ジョギング中に使うのにはストレスが大きすぎた。個人差があるとは思うものの、少なくとも私個人としてはこのHA-ETR80BT-Rは耐えられなかったのである。その理由は大きく2つ。

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理由１：ケーブルが襟や首にまとわりついてうっとおしい！

HA-ETR80BT-Rは完全なワイヤレスタイプではなく、左右のイヤフォンをつなぐためのケーブルは存在する。そこからiPhoneなどのデバイスとの接続はBluetoothによるワイヤレスである。当初はBluetoothでワイヤレスになるのだからケーブルがまとわりつくような煩わしさを感じることはないだろうと踏んでいた。が、この予測が間違いだった。ケーブルは首の後ろに這わすのだが、襟や首まとわりつくことがとても頻繁だった。それが気になってしまい、走行中に何度もケーブルのポジションを直さなければならず、集中して走ることができないし、ペースやタイムに少なからず影響してしまう。

理由２：圧倒的に耳から外れやすい！

２つ目の理由ははっきり言って致命的だ。走っていると耳から外れてしまう。その独特の形状から耳にフィットして外れにくいものを選択したつもりだったが、その期待は泡と消えた。iPhone純正のイヤフォンも外れそうになって気になって走りにくかったが、HA-ETR80BT-Rの場合、「はずれそう」というレベルではない。完全に外れてしまう。特に汗をかいているようなと時だと簡単に外れるし、ひとつ目の理由にあげたようなケーブルが襟に引っかかったりするともう一発だ。イヤーピースを変えても痛いくらいに耳に押し込んでも無駄だった。でも周りを見回すと皆さんこういったタイプのイヤフォンで走っているからきっと私の耳の形状との相性が良くないのだろう。

最強のジョギング用イヤフォンはこれだ！！

残念ながらHA-ETR80BT-Rは私の耳にフィットせず、ジョギング用途ので使用は諦めたが、iPhoneやPCで動画を見る時やTaoTronics Bluetooth4.0 トランスミッター送信機と接続することで毎日のテレビ視聴には使用している。HA-ETR80BT-Rは私の中ではもはやジョギング用のイヤフォンではなく、周辺のオーディオ機器に接続するためのイヤフォンという扱いである。

中華製Ecandy S530という知られざる名機

そんなHA-ETR80BT-Rを諦めた私だが、ジョギングは続けているしその間音楽やラジオを聴くことは辞めてはいない。もっと言えばHA-ETR80BT-Rの購入前からジョギングは続けているし、始めた頃からずっとBluetoothのイヤフォンは使用し続けている。私が長らく重宝しているのは↓こちらのBluetoothイヤフォン（ヘッドセット）である。

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片耳装着式のBluetoothイヤフォン（ヘッドセット）であり、中国のメーカーから販売されている。安価だし品質も心配だが2年ほど使用してきてこれまで故障や誤作動は一度もない。なにより素晴らしいのは装着した時の安定感だ。その勾玉型の形状が耳の形に固定されることで走っても揺れても耳から落ちる気配はまったくない。恐らくはずっとEcandy S530を使用し続けた中でHA-ETR80BT-Rに変えたことによってその不安定さが目についてしまったのだろう。もし仮に最初からHA-ETR80BT-Rであればそれほど気にはならなかったのかも。それほどEcandy S530の安定感は抜群だ。そして片耳式であるため当然ながらケーブルの類は一切ない。だからその煩わしさを感じることも皆無なのである。

中華製・片耳式ということで音質面ではあまり期待しないほうが良い。私はもともとオーディオにこだわりはないし、ジョギング中のみと割り切ればまったく問題は感じない。むしろBluetooth接続の安定感は素晴らしく、ノイズが入ったり接続が途切れたりすることはほとんどない。知らないメーカーだし、安価で怪しいが、ジョギング用としてはかなりオススメできるBluetoothイヤフォンだ。