TVを含めた我が家のオーディオ機器をTaoTronicsのBluetoothトランスミッター送信機によってワイヤレス化したということはこちらの記事でお伝えした。さらにradikoの「タイムフリー」というサービスが素晴らしく、ジョギング中にちゃんと聴きたいという願望も重なって、ちょっといいBluetoothイヤフォンを購入しようと決意した。
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自宅のTVをBluetooth化する!TaoTronics Bluetooth4.0 トランスミッター 送信機レビュー
マンションである我が家は狭い。リビングと寝室は隣り合わせだ。子供はまだ小さく、リビングの横の寝室で母親と一緒に寝ている。私は嫁子が寝付いた後に帰宅することが多く、そこから深夜のTVを視聴したりするのだ ...
悩んだ末にJVC・ビクター Bluetooth カナル型イヤホン HA-ETR80BT-Rを購入
というわけでいつものようにAmazon・楽天で「ちょっといい」Bluetoothイヤフォンを探した。すると出てくるたくさんのBluetoothイヤフォンたち。実は数年前にも購入を検討したことはあるのだが、当時はここまでではなかったはず。スマホの普及やフィットネスブームでBluetoothの需要も増えたということなのだろう。あまりに膨大な数であるので、使用用途と求められる条件をまとめてみた。
想定される使用用途は1つで4役
今回の使用用途としてはオールラウンドに使えるものがいい。私がイヤフォンを使用する機会としては以下が考えられ、これら全てに使用できるBluetoothイヤフォンである必要があるということだ。
- ジョギング中に音楽やradikoを聴く
- Macで動画やVODを視聴する
- 通勤時の電車内で音楽を聴いたり動画を見たりする
- 嫁子の就寝後にTVを観る
この4つのシーンが主な使用用途かと。これらすべてで使えてなおかつかっこよくていつもよりはちょっといい感じのイヤフォンを探していくことにした。
購入対象に求められた条件とは?
これまでは片耳ヘッドセット型を使っていたのだが、すぐに外れるし、音漏れするし、何よりいい感じに聞こえないのだ。だから今回は片耳ヘッドセット型は選択肢から外すことにした。さらには使用用途の中にジョギングも含まれる。となると多少の運動にも耐えられるようなホールド感だったり、重たくて耳から外れてしまうなんてことがないようなものが求められる。
- 運動しても簡単に外れないホールド感
- 走っても負荷にならないくらいに軽量である
- 長時間つけていても耳が疲れないこと
- それなりの音質で途切れずに聞こえること
- 音漏れがしないこと
- 片耳ヘッドセットではなく両耳カナル型であること
条件としてはこんな感じである。要はジョギングに耐えられそうなイヤフォンを選択してけば間違いなさそうだ。いくつか候補があったが、今回は「ちょっといいやつ」というのもテーマではなったので、多少金額的には高価でも目にしたことのある有名メーカーの商品を選択してみようかと。となると候補の中では音楽音痴である私でも聞いたことがあるJVC・ビクターのイヤフォン一択だった。カラーも赤でカッコよかったのも決め手となった。追ってレビューするが結果的には上記の条件すべてを満たしていたと思う。
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JVC・ビクター Bluetooth カナル型イヤホン HA-ETR80BT-Rレビュー
ジョギングとの相性 ★★★★☆
この商品はジョギング用に作られたイヤフォンである。だから独特なイヤーフックによって耳から外れないような工夫がされているし、見た目と異なってものすごく軽量にもできている。だからジョギング中にストレスになることはほとんどない。が、私はこれまで↓のような片耳型を使用ていた。だからそれと比べると横や後ろを見たくて首を動かした時にコードが絡みつくのでそこだけはまだ違和感がある。
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とはいえ両耳型なので音質的なアドバンテージはもちろん大きい。耳へのフィット感もあるので、落ちる心配もなくくっきりと音声を聴くことが可能だ。さらにはイヤーピースが2種類付属している。標準型のイヤーピース(S/M/L)に加えて低遮音イヤーピースもS/M/Lの3サイズ同梱されているのだ。カナル型だとそのフィット感故に周囲の音が聞こえにくくなる。私のようにロードでジョギングしている場合はそれがやや危険にも感じるのだが、この低遮音イヤーピースであれば、最低限の周囲の音も聞こえるのでその不安も解消してくれるのだ。
パソコンとの相性 ★★★★★
パソコンとの相性はそれほど心配はしてなかった。ただし、「繋がってくれれば」のお話。実は以前、中国製の安価なBluetoothイヤフォンを購入した際、iPhoneは接続できるものの、Macでは弾かれてしまうという現象が生じた。Bluetoothのバージョンまで調べて購入したのにこれは痛手だった。今回、ちょっと高価な有名メーカーの商品にしたのはこれも理由の1つだ。MacBook AirのBluetoothバージョンは4.0でありこの製品は3.0だが、親:上位→子:下位の接続なので、問題なく我が家のMacBook Airに接続してくれた。
電車内での聴きやすさ ★★★★☆
さすがJVC製だけあってそれなりの音質でクリアに聞こえてくれる。いつも片耳ヘッドセットか100均有線イヤフォンで音楽を効いていた私にとっては数年ぶりの衝撃だった。これだけクリアな音質で聞こえると気になるのは電車内での音漏れである。カナル型は原則音漏れはしにくいので、イヤーピースを低遮音ではなく標準にしておけば問題はないとは思っていた。電車が停まっている時に耳から外して確認してみたが、まったく音は漏れていなかった。これで安心して電車の中でも使用することができる。
テレビとの相性 ★★★☆☆
そして最後は今回のメインであるテレビを見る時に使えるかという点だ。テレビでも使用したいからイヤフォンを買い替えたわけなので、これができないとなると正直大打撃なのである。テレビで使うと言っても正確にはTaoTronicsのBluetoothトランスミッター送信機と接続ができるかどうかだ。普通に考えれば問題はないものの、やっぱり実際に接続してみるまでは不安が残った。こういった類の買い物ではある程度は仕方のないことだが…。
接続はできたが、ペアリングに少し時間を要した。その時で違うがだいたい20-30秒ほどペアリングに時間がかかる。これは先代の片耳ヘッドセットでも同様だったので、このイヤフォンというよりもTaoTronicsのBluetoothトランスミッター送信機側の問題と思われる。1つ気になったのは、視聴中の音声がブツブツとキレ気味であるということ。TV側の音声が途切れるとブツッとなる。この症状は先代にはなかったので、HA-ETR80BT-Rと送信機の相性の問題なのかもしれない。音声自体は何もなければ両耳からクリアに聞こえるのだが、このブツブツの症状だけはややストレス。再起動をかければ少しは緩和されるけど…。
総評としては音楽音痴の私的にはイヤフォンにかけるお金としては少し高価な買い物だった。そんな音楽音痴な私からしてもこのHA-ETR80BT-Rは買ってよかったと思えるBluetoothイヤフォンだ。なにより軽量で持ち運びもに困らないし、つけ心地も快適である。音質も安定しているし、機動性も抜群だ。そりゃあ数万円もするような代物に比べれば見劣りするだろうが、私のようなライトなユーザーが一万円未満で手に入れられるほどよいくらいに「いい感じ」のイヤフォンだと思う。
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