埼玉サイクルエキスポでは試乗だけではなく、多くの店舗が様々なアイテムを販売していた。事前の情報ではアウトレット価格の商品も多くお得に買物ができるとのこと。私が狙いゲットしたのはロードバイクに取り付けるスマートフォンホルダーである。今回は埼玉サイクルエキスポの戦利品であるMINOURAのスマートフォンホルダーをレビューする。
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ロードバイクにスマホを取り付けようと思った理由
そもそも何故にロードバイクにスマホを取り付けようと思ったのか。私のスマホはiPhone6Plusである。その大きさは後悔するくらいに巨大であり、取り付けるのであれば洗練されたロードバイクのフォルムが野暮ったくなってしまう。きっと半年前の私であれば断固取り付け反対の姿勢だったとはずだ。が、ここ数ヶ月でその意識が変わってきたのだ。
ロードバイクにナビがあれば行動範囲が広がる
私は道に詳しくはない。車で出掛ける時もナビに頼りっぱなしだ。ロードバイクで出掛ける時はスマホの地図アプリを使って音声だけでナビゲーションするようにしていた。が、これがものすごくわかりにくい。GoogleMAPで言うと、「北西に向かって~~」の音声案内となり、そもそも北西ってどっちやねん状態に陥るのだ。いろいろとスマホナビを試してみたもののあまり大差はなく、いつしかロードバイクでは決まった場所にしか出かけなくなっていた。
これはいかんと考えるようになる。せっかくのロードバイクの機動力がもったいないではないかと。さらには今年の目標の一つとして100kmのロングライドを計画している。その時に「道がわからない」では大きく時間をロスしてしまうため、目標達成への足枷となりうるのだ。だからロードバイクが野暮ったくなることを犠牲にしてでもスマホをナビゲーション化するべく、スマホホルダーの購入を決意したのだ。というか考えてみたらそこまで野暮ったくなさそうだし、秋には(Plusではない)iPhone7にするだろうし。
MINOURA スマートフォンホルダーレビュー
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というわけで今回購入したスマホフォルダーはこちら↑。まずは今持っているiPhone6Plusに対応していることが重要である。けっこういろいろなブースを回ったが、(Plusではない)iPhoneサイズのケース・ホルダーはたくさん出ているものの、Plusに対応しているものは限られていた。ようやく見つけた対応製品だった。
組み立ては簡単!様々なサイズのスマホに対応
組み立ては簡単である。アーレンキーも付属しているし、説明書も丁寧なので迷うことなく取り付けまで完了することができた。このMINOURAのホルダーが素晴らしいのは、iPhone6Plusだけではなく様々なサイズのスマートフォンに対応しているということだ。当然、PlusじゃないiPhoneにも対応していることになるので、パーツの付け替えさえすれば秋にiPhone7を購入してもそのまま使い続けることができる。買い直しが生じないので非常に効率的なのである。
取り付け位置はステムに
ハンドルはライト、ベル、さらにはサイコンと満席状態だったのでステムに取り付けることにした。ちょうどステムの長さとiPhone6Plusの長さが同じくらいのようでしっくりとハマった。降りた状態ではいい感じに思えたものの、実際に乗った時にスマホを見ると少し角度が足りないような気がした。決して見えないということはないのだが、首をかなり下に向けることになるので、乗車中のスマホを見るタイミングは注意する必要がある。
段差の衝撃にも耐える安定感
こういった類の商品で一番重要なのはその安定感だ。走行中の衝撃でもズレたり外れたりしないかがとても大切。車用のiPhoneホルダーなどは少しの衝撃で簡単に外れるのであまり良いイメージがなかった。が、このMINOURA製のスマホホルダーの安定感は今のところ抜群である。まず、ロードバイク本体(ステム)とホルダーの結合が強固であるため、多少の段差では揺れることすらない。
また、ホルダーとスマホに関しても左右上下のアタッチメントとシリコンバンドにより2重で補強されているため、揺れはするものの外れる気配はない。とは言え、かなりのスピードで段差を通過するなどの衝撃時には注意が必要だと思われる。経過観察は引き続き必要であるものの、普通に走っている分には何ら問題のない強度であると感じている。
スマートフォンの操作のしやすさ
前述のとおり、少し角度が足りないためお腹方向に向かって覗きこむような形になってしまう。そこは少し違和感を感じたものの、ポケットやバックパックから取り出す手間を考えれば、目の前にスマートフォンがあるということは全然快適である。走行中にLINEが届いたが文面を読むことはできないものの、何のアプリから通知が来ているかは判別することができるし、信号等で止まればスマホ落下の危険度も少なくスムーズな操作が可能である。
スマホをナビとして使うことができるか?
そして今回の購入のきっかけとなった、「スマホをナビとして使う」視点で見てみる。まったく知らない道というわけではないが、サイクリングロードから自宅までで、敢えていつも通っているのとは異なる道で帰ってみた。スマホをナビゲーションとして使えるかを試すためである。直線ではスピードを出してもスマホ画面をちら見することが可能だ。少し混み入った道でナビの案内が必要な時はスピードを落とせばスマホの表示を確認しながら進むことができる。音声だけの時に比べて曲がる道があらかじめわかるのでスムーズだった。カーナビに近い感覚で使用することができそうな手応えを感じた。
というわけで「スマホをナビとして使う」という目的は十分に果たしてくれそうである。正直、埼玉サイクルエキスポではこの製品のみアウトレット価格ではなく、正規の値段に近い金額での購入となった。それでも充分なパフォーマンスを見せてくれていると思うし、期待通り・期待以上の効果をあげてくれそうなアイテムだ。これがうまく機能すればロードバイクでの外出がしやすくなる。楽しみだ。
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