我が家にはテレビが一台しかない。チャンネル権争奪戦に敗れることの多い悲しき一家の主人は、そんな時は所有するMacBook Airでテレビを見ることにしている。Mac用のチューナーとしてこれまで使っていたのがSoftBankselectionの↓こちらの製品だ。
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後述するがこの製品でテレビ視聴をするには数々のストレスに打ち勝つ必要があった。だから先日MacBook Airを買い換えたので、同時にMac用のテレビチューナーを買い換えることを決意した。
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これまで使っていたTVチューナーへの不満
チャンネル切り替えがものすごく遅い
これまで使っていたSoftBankセレクションのSB-TV02-WFPLにはいくつかの不満があった。それらはどれもクリティカルなものであり、テレビを視聴するに大きなストレスとなっていた。その一つ目がチャンネル切り替えが遅いという点。実際に計測したことはないものの、体感で10-15秒ほどかかっていたと思う。アプリ起動時やチャンネルを切り替える度にこの待ち時間が発生するのだ。気軽にザッピングができないし、2つ目の不満との合わせ技には大きく悩まされたものだ。
視聴中にクラッシュやフリーズが頻発する
そして二つ目の不満がこれ。視聴中にクラッシュやフリーズが頻発する。多い時で30分番組の視聴中に5-6回はアプリの再起動が必要となる。アプリは生きているようなので、放送波の受信がうまくいってない現象に見えた。その度にアプリを再起動する必要があるのだが、視聴が再開されるまでに前述の通り10-15秒ほどの時間を要するのだ。さらにこのクラッシュ現象には規則性がなく、いつ生じるかは予測がつかない。
よって、スポーツにおいて一番盛り上がる瞬間だったり、ドラマでその先につながる重要なシーンだったり、お笑いのオチの部分だったりを見逃す確率が高くなる。その時のイラつきと言ったら想像を絶する。しかも調子の悪い時は再起動して早々にクラッシュしたりすることもある。つまりは正常にテレビを視聴することが困難だということ。このチューナーはWi-Fiで接続し、ワイヤレスでの視聴を実現しているため、おそらくはWi-Fiの電波状況と放送波の状況でこの不具合が起きているのだと思われるが、原因は特定できていない。
Mac用USB接続 テレビチューナー StationTV PIX-DT195レビュー
そんなストレスから解放されるために私が購入を決意したのが↓こちらの製品である。まず不具合の原因の可能性の高い「ワイヤレス」は選定外として確実にケーブルで放送波を受信できるようなチューナーであることを絶対条件とした。
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瞬時に切り替わるチャンネルに感動すら覚えた!
SoftBankセレクションのチューナーに比べてお値段は張るものの、その機能は感動に値する。まず最初に感動したのがチャンネル切り替えの早さだ。もう本当に瞬時に切り替わる。通常のTV受像機でのチャンネル切り替えと大差がない。時間がかかっていたことがどれだけストレスになっていたかがこの時よくわかった。ザッピングもできるし、CM中に他のチャンネルに合わせてまた戻ってきてもお釣りがくるくらいだ。これだけでも買い換えた価値があると思えるくらいに感動した。
クラッシュやフリーズはまったくなし!
使用開始から1週間ほぼ毎日使っているが、フリーズやクラッシュの類は今の所一度も生じていない。きっと前機種であったら、1週間で20回以上は落ちたり固まったりの現象は起こっているはずだ。そのストレスからも解放されたと言っていい。いつ落ちるかという不安を感じならテレビを見ていたのだなと。オチに向かっていくアメトークの芸人さんのお話を安心して見ることができるようになった。これまでは「早くオチを言ってくれ」と無駄な焦りを感じながら見ていたのだと実感した次第だ。
録画ができるようになった!
SoftBankセレクションのチューナーを購入した際は特に録画機能は必要としてなかった。が、思いの外必要な機能であることに気がつき、今回のチューナー買い換えの要件とした。StationTV PIX-DT195の録画機能の特徴は下記である。
- 外付けHDDへの録画が可能
- 録画画質を5段階から選択可能
外付けのHDDへの録画が可能なのはMac自体のストレージ容量を抑えることができるので嬉しい機能だ。ただし、外付けHDDはMac OS拡張でフォーマットしてある必要がある。つまりはWindowsでも読み書きできるようにしてあるHDDだと使用することができない。これはサイトには明記されていなかったので、設置済みのNASの使用を考えていた私はそのアテが外れてしまい、使用していないポータブルHDDにて代用することになった。ちなみにHDDではなくUSBメモリではMac OS拡張でフォーマットしても使用することができなかった。
2つ目の録画画質の選択が可能な点もストレージ容量の節約に役立つ。まだどの程度の差があるのかまでは検証はしていないものの、最低画質で録画したとしてもそれりのクオリティであることは確認できた。ややノイズが気になるが、出演者の顔やテロップは視認できるので年末年始などの長時間録画の際は画質を落として録画してもいいかもしれない。
録画した番組を再生する時の注意点
そしてそして、録画を再生する時には注意が必要だ。私は録画した番組を再生する時に「チューナーは他の端末で使用中」とのアラートが表示されてしまい、再生することができない状態になってしまった。何をどうやってもうまくいかず、それを解消するための設定項目が見当たらない。ネットで探してもその現象に陥っているユーザーすら見当たらずに途方に暮れていた。するとある日突然再生がされるようになったのだ。どうやら前日に「環境設定 > 本体設定 > 録画情報削除」を実行したのが功を奏したらしい。同じようなエラーに悩まされている方は是非お試しあれ。
今年買ってよかったものランキングでも上位に!
前機種であるSoftBankセレクションのチューナーには本当に悩まされ多大なストレスを感じていたので、買い換えて本当によかったと思っている。私個人としてはMacBook Air本体の買い替えよりもむしろチューナーの買い替えの方に大きな感動を感じたくらいだ。今年買ったものランキングの中でも上位に食い込んできそうな製品であると思っている。
唯一の欠点としてはやはり「ケーブル」だろうか。USBで接続しない限りはリアルタイム視聴はもちろんの事、録画した番組を再生することもできない。プレーヤーとして使用しているStationTVが起動しないのだ。つまりはチューナーと接続がされていないことには使い物にならないということ。前機種はWi-Fiでのワイヤレス接続だったので、チューナーは寝室にあろうともリビングでも書斎でもTVを視聴することができた。それができないということなので快適さと引き換えに機動性を失ったことになる。
というわけで前機種であるSoftBankセレクションのチューナーも念のため残してる。クラッシュやフリーズが起こってもいいような番組をPIX-DT195が常設してある部屋以外で視聴したい時用としてだ。この二つを上手く利用することでMacBook Airによる快適なテレビライフがおくれるような気がしている。
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