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第44回タートルマラソン国際大会(10kmの部)に挑戦! ―前編―

こちらでも速報としてお知らせしたが、去る2015年10月18日に第44回タートルマラソン国際大会に参加した。大人になってから2回目のマラソン大会の様子をレビューしていくその前編。

 

 

 

ものすごい数の参加者で埋まる河川敷に圧倒される!

最寄り駅からメイン会場まで

タートルマラソン国際大会が開催されたのは足立区の荒川沿いである。メイン会場&スタート・ゴール地点となった「虹の広場」の最寄り駅は北千住駅。駅からは徒歩で10分ほどだった。私はスタート1時間前に到着するように自宅を出発したが、北千住駅に降り立った時にはランナーらしきイデタチの人たちが多く目についた。案の定、ぞろぞろと列を組んで虹の広場まで歩いて行く事になる。途中、道順を案内しているスタッフも多く立っていたので道に迷う心配は全く無い。

虹の広場はランナーたちで溢れかえる

虹の広場に到着するとそこには圧巻の光景が…。広場は河川敷に設置されているため、初見は土手に上がって俯瞰で目にすることになるのだが、広場を埋め尽くすランナーたちの姿が目に飛び込んできた。土手にもテントやシートが並びそこも埋め尽くされていた。後々調べてみると、参加者は総勢で12,000人ほど。これはこの規模の市民マラソン大会ではそれなりに多い参加人数のようである。

 

スタートまではリラックスして過ごす

そんな人でごった返す状況だったため、あまりスタート前にはウロウロとしなかった。本当はブログ用に写真をたくさん撮っておきたかったのだがそれも断念した。着替えてトイレだけ行ってウォーミングアップに勤しんでいた。そうこうしているうちにハーフの分がスタートを迎える。そこから20分後が私のエントリーした10kmの部のスタートだったので、アップを切り上げスタート地点に向かった。

10分前だったが、既にスタート地点も人であふれている。が、ハーフの時ほどではなかったし、私はゼッケンが「B」だったので前目の方にポジションをとることができた。iPhoneのアプリを立ち上げ、Bluetooth片耳ヘッドフォンもセットして万全の状態。それでも少し時間があったのでモモ裏やふくらはぎをストレッチしてスタートを待った。

 

いよいよスタートも直後に最大のトラブルが…!

スタートはものすごくスムーズ!

前目にポジションを取れたことが幸いしたのか、スタートはものすごくスムーズだった。大凧マラソンの時はスタートゲートを通過するまでに2分近くかかったが、この日は30秒もかからずに通過することができた。さらに自分のペースで走れるようになるのにも時間はかからなかった。スタートゲート通過からほぼいつものペースに持っていくことができたことは、私としては嬉しい誤算である。順調に走りだしたように見えたが、この直後にこのレース最大のトラブルがやってくる。

 

Bluetoothヘッドフォンの着用を早々に断念

ペース乗った時にそれはわかった。私は普段のジョギングはメガネをかけて走っている。ズレないようにフレームをバンドでしっかりと止めている。この日はメガネではなくコンタクトレンズを着用していた。運動する時はメガネよりもコンタクトの方が動きやすいというのが理由だ(いつもは使い捨てレンズを節約している)。普段はメガネなので、コンタクト着用でジョギングしたことはあまりなかったし、してもそれは雨の日だったりでBluetoothヘッドフォンはつけていないとか。つまりはコンタクト+Bluetoothヘッドフォンの組み合わせってこの日が初めてだったかもしれない。

そしてここでこの組み合わせが最悪の状態であることに気がついた。なんと、、、ヘッドフォンが緩すぎて走っている衝撃でとれてしまう。何度か付け直したがどうにもならない。いつもはメガネのフレームでこれが抑えられていたのだということにこの時気がついた。私はマラソンする時に時計はしていない。走行ラップはiPhoneアプリ・Runtasticからのコーチングのみを頼りとしている。だからBluetoothヘッドフォンが使えないとなるとラップを把握しながらの走行を諦めることになる。悩んだが瞬間的な判断としてそれを諦めた。この先、ヘッドフォンを気にして集中できないことのリスクの方が大きいと考えたためである。こうして私は大切な本番でラップやペースを確認できずに走るということを選択したのだ。

さらなる試練!快調に走るも何かがおかしい!

Bluetoothヘッドフォンの着用を諦め、事前に立てた作戦を思い出した。

  • インターバル走気味に緩急をつけて走るということ
  • 前半は飛ばし過ぎないよう気をつけること

思いの外早く自分のペースになったので、行こうと思えば前に行けたが、大凧マラソン時のオーバーペースを省みてそこはセーブして走るようにした。1kmを超えたので少しペースをあげる。このスピードの緩急こそが今回立てた作戦なのだ。2kmを超えてスピードを緩める。4kmに入ってスピードを上げる。と、5kmの折り返しを迎える辺りで違和感に気がつく。これがこの日2つめの試練だった。

呼吸の乱れ方からオーバーペースと判断した

おかしかったのは呼吸の乱れ方だ。私としてはそれほど速いペースとは考えておらず、むしろ前述のとおりオーバーペースを回避するためスピードを抑え気味にしていたという自覚があった。それにしては呼吸の乱れ方が尋常ではない。何かがおかしい。この時初めてオーバーペースを疑った。それほど飛ばしているつもりはなかったが、実はスピードが上がっていたのではないかと。。。いつもと異なるのは周囲に自分以外のランナーがいること。その人達に引っ張られてスピードが上がるというのは良くも悪くもよく聞く話である。

そんな時にiPhoneが使えないのは痛かった。ポーチから取り出して確認することも考えたが、タイムと体力をロスするため断念した。もう自分の直感を信じるしかない。さらにこのこの呼吸の乱れ方でペースをあげたら到底最後まで持たない。恐らくは大凧マラソン時と同じようにガス欠状態でゴールすることになる。それを回避するため、作戦は破棄し、ペースは上げずに逆に少し下げることにした。それで7kmくらいまでは様子をみようと。

 

後編へと続く >>

 


 

第44回タートルマラソン国際大会(10kmの部)に挑戦! ―前編―
第44回タートルマラソン国際大会(10kmの部)に挑戦! ―後編―

 

 

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