いよいよ今週末10月18日の日曜日にタートル10kmマラソン大会の本番を迎える。今月の上旬、最後の最後に怪我をしてしまい走りこみができなくなったが、先週ぎりぎりで復帰でき、タイムもそれほど落とさずに走れることを確認した。あとは今週どこかで調整のランニングをした上で、あとは本番に疲れを残さないよう回復に努める予定である。
本番でどう走るかの作戦を立てておく
ちなみに前回の大凧マラソン大会では作戦が見事に失敗してペース配分がぐちゃぐちゃになりヘロヘロになりながらゴールしてしまった。今回は同じ轍を踏まないため、様々な状況を想定して作戦を立てておくことにする。
作戦案1:最初からガンガン飛ばして行けるところまでいく
これは大凧マラソンで失敗した作戦だ。どうしても市民マラソン大会だと人数が多くロースターとになるので、敢えて最初に飛ばしてタイムを稼ごうと考えていた。が、人を抜いてのジグザグ走行が想像以上に体力を奪い、中間の5km地点で失速してしまった。事前の作戦では5kmまで飛ばす→8kmまで落とす→残り2kmでスパートと考えていたが、その余裕もなく何とかゴールできたという有様だった。
今回は同じ過ちを繰り返すわけにはいかないので、この作戦は候補から外すことにする。というか今の私の実力では「行けるところまで行く」というのがなかなか難しい。行けることろまで行ったらもうそこで終了してしまう程度の実力しか備わっていない。
作戦案2:ビルドアップ走気味に走る
最初ロースタートでペースを上げられないのであれば、そこは無理をせずに流れに従うという走り方。集団がバラけたくらいから徐々にビルドアップしていき、ゴール付近でスピードがMAXになるといういつものトレーニングで実践しているビルドアップ走に倣った走り方である。市民マラソンに適した走り方だとは思う。懸念事項としては私自身がビルドアップ走をあまり得意としていないということ。どうしても走り初めのペースに引っ張られてしまう傾向があり、最初のペースが想定よりも遅いとトータルのタイムも遅くなってしまうのだ。だからロースタートで始まるマラソン大会でどの程度ペースをあげられるかがやや疑問。非常に適した走り方だとは思うので迷いどころだ。
作戦案3:インターバル走気味に走る
次は1kmごとに「緩」と「急」を繰り返すインターバル走気味に走るという作戦。これまでのトレーニングだとこの走り方が最もタイムが出やすいという結果が出ている。1km頑張れば次の1kmはペースを抑えられるというメンタル的なメリットが私の性格にマッチしているということもあるかもしれない。ロースタートということになるので、「緩」からスタートすることになるとは思うが、その距離が1kmで収まるのかというのが懸念事項である。「緩」が1kmを超えて続く可能性もあるので、それを想定してリカバリー策を考えておく必要はあると思う。いずれにしても私自身は最も走りやすい走り方ではある。
本番での様々な状況を想定した結果…
ほぼ確実にロースタートになる。河川敷ということもありその集団がバラけるまでにかなりの距離を擁することになると思われる。それを踏まえて私が出した結論はインターバル走ベースのビルドアップ走という走り方だ。原則は1km単位でのインターバル走をベースとする。ただし、スタートからしばらくはタイムが上がらないことを想定しておき、そこで無理な追い抜きはかけない。そこは流れに従いローペースでのインターバル走としておく。そして集団がバラけ、ある程度自分のペースで走り出せた頃にペースを上げる。さらにゴールまで徐々にそのペースを上げていく。
避けたいのは前回と同様にノープランで走りバテバテになることである。自己ベストや目標である10km=50分を出したいのは山々ではあるが、練習の成果を出せなかったり、想定外の走り方になってしまうことは本意ではない。きっちりプランニングした上で、今回は「走り切った」と思えるようなゴールを迎えたい。大人になってから2回目のマラソン大会であり、ここを目指して毎週トレーニングしてきた。今からどんな風になるのか期待半分、不安半分といったところ。後悔がないようにがんばります!
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