ジョギングをしていてもロードバイクに乗っていてもとにかく邪魔で危険なのが、対面からくる「スマホをみながら運転している自転車」である。100%とというわけではないが、比較的若い人に多い印象がある。
完全に視線がスマホに向いてしまうので、いくら自転車の運転が上手くても前方からくる対向車(人)に対しては危険度が増す。彼らは状況に応じてそれをやめるという選択肢を持ち得ていないようで、道が狭くても夜間でも車が近くを走っていても御構い無しでスマホに夢中なのだ。
自転車に乗りながらスマホで何をしているの?
怒りはおいておくとして、ここで単純に疑問に思ったのが「彼らは自転車に乗ってまでスマホで何をしているの?」ということ。イヤホンで音楽を聴いている様子も、文字をタイピングしている様子も見えない。それは「スマホを見ている」だけのように見えるのだ。この限られた情報で彼らが自転車を乗りながらスマホで一体何をしているのか、勝手に推理してみることにした。
推理1:ニュース系のアプリを読んでいる
ひとつめはニュース系をはじめとした「読むコンテンツ」全般。2ちゃんねるとかブログとかもこれに該当するかな。確かに音声やタイピングの操作は不要だが、歩いているだけならまだしも自転車のスピードで文字を読むことができるのだろうか?揺れて揺れてかなりの乱視になってしまいそうだし、まともに読めないストレスばかりが溜まりそうだが・・・。しかもそんなに若い子が今か今かと急いで情報を取りにいくとは思えない。なので可能性としては低いかも。
推理2:漫画や動画を見ている
文字の少ない絵ばっかりの漫画とか、Youtubeとかの動画を見ている説。漫画は推理1と同じで自転車に乗りながらだと難しいかもしれない。動画であれば見ているだけなら可能かも。ドラマとかアニメとかであれば、「次を見たい」と急く気持ちもわかる。が、それだと音声が必要になる。音を出せない環境でも字幕を入れて楽しめる動画もあるが、それだと推理1のものたちと同じで自転車に乗りながらだと難しいんじゃないだろうか。少し可能性はあるかもしれないがなかなか難しいかも。
推理3:好きな子の写真をじっと見ている
そういえば対面から走ってくる「自転車乗りながらスマホ」のみなさんはちょっと半笑いのことが多いような気がする。いや、けっこうな確率で半笑いだ!もしかしたら好きな子の写真を見ているからニヤニヤしているのかもしれない。写真アプリで見るだけであれば操作は少ないし、大好きなあの子をずっと見ていたい、と時間を惜しんでスマホをてにしてしまう気持ちもわかる。この感情って若い人特有だと思うので、「自転車乗りながらスマホ」が若い人に多いっていうことに対しても説明がつく。これじゃね?すべての辻褄があうぞ!
推理4:Facebookで「いいね」しまくっている
ニヤニヤしながら乗ってるってことはやっぱり友人関係なんじゃないかって気がする。好きな子じゃなければ友人の面白ネタを見てニヤニヤしているんじゃないかと。コメントはせずに「いいね」をひたすら押しまくるだけであれば操作もシンプルだし、音声を聞く必要もない。ただ、Facebookの「いいね」ボタンは小さいので、自転車に乗りながら押すのはけっこう難しいじゃないかと。別のボタンを誤タップしてしまいそうな気がする。
推理5:LINEで既読しまくっている
若者といえばLINEでしょう。実はブログ執筆前まではこれが一番リアルなんじゃないかって考えていた。これもコメントを打ち込むのは難しいので、ひたすらロムってタイミングをみてスタンプで意思表示をしているのではなかろうかと。自転車に乗る前にキーボードからスタンプに切り替えておけば、あとはひたすらスタンプを打ちまくることも可能なので、操作性はシンプルかと。まあ最近の子はLINEでの返信が遅いとハブられたりもするようなので、彼らからしたら緊急性も高いのでしょう。まあそれなりに可能性は高そうな説かと。
勝手に結論!若い人は「好きな人の写真」を見ながら自転車に乗っている!
事前にはLINE説が有力だと思っていたし、現実的にはまだその線が強いと思っている自分がいるものの、「好きな人説」が見事にしっくりきたし、その方が青春ぽくて甘酸っぱいので、こう結論付けようと思う!
若い人はスマホで「好きな人の写真」を見ながら自転車に乗っている!
この説は以下の要件を見事にクリアした。完璧に破綻のない説明がつくので、ほぼこの説で確定と言っていいだろう。我ながら完璧な説だと思う。
- 自転車に乗りながらでも見続けていたい!
- スマホの操作はほとんど不要!
- イヤホンをつけて音声を聞く必要はなし!
- 乗っている最中はニヤニヤしてしまう!
自転車に乗りながらスマホで「好きな人」を見ている若い人たちへ
最後に、、、自転車に乗りながらスマホをを見るってどれだけ危険かがわかりますか?あなたは避けられると運転に自信があるかもしれませんし、仮にあなたが転倒して怪我をしても一向に構いません。そんなのは自業自得です。別に乗っている人が「危険」だと言っているのではなく、周囲を歩いている人にとってそれは危険行為であり、迷惑行為なのです。スマホを見ながら自転車に乗っている時に小さい子供が走り出したらどうしますか?あなたの周りを歩いているのは万全な大人だけではないのです。そこまで考え責任を持って自転車に乗っていますか?
自転車に乗りながら見ているあなたの好きな人はそんな危険・迷惑行為を繰り返すあなたのことを好きになりますか?自信を持って「自分は迷惑行為をしていない」と好きな人に言えますか?その好きな人のためにも、好きな人に振り向いてもらうためにも自転車に乗っている時だけはその人のことを見つめるのは止めましょう。そんなことをしなくても想いを伝える術は別にあります。というか、大きな事故を起こしてしまったら、その好きな人との大切な時間も台無しになってしまうよ。よく考えて行動してね。
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