家の近くにひまわり畑がある。けっこう有名で、毎年8月にはご近所のカメラマンたちがシャッターを切っている姿をよく目にしていた。私は今年の夏に撮りたいものとして3つあげていた。
- 海 ※失敗確実
- 花火
- ひまわり
残念ながら海なし県に居住する私にとって1つ目の実現は困難な状況になった。それもあり、残りの2つは何とか死守したいところである。ということで愛機EOS 60Dを持ってひまわり撮影に出かけることにした。
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あいにくの空模様でもシャッターを押す
この日は残念ながら曇り空となってしまった。本来であれば黄色いひまわりと夏の真っ青な空とのコラボレーションが美しいのであり、私もそれを狙っていたのだが残念ながら天候には恵まれなかった。翌週まで持ち越してしまうとひまわりの元気がなくなってしまうかもしれないし、そもそもまた来れる保証もないので半ば強引に撮影を強行した。
曇り・雨の空対策としての撮影方法
曇り・雨の空に撮影する時の対策として、これまでいくつか使ってきた方法がある。
- モノクロで撮影する
- ホワイトバランスを変えて敢えて雨の雰囲気を出す
が、今回の被写体であるひまわりで考えてみるとどちらも適していないと判断した。モノクロもホワイトバランスを変えてもどちらもひまわりのきれいな黄色を殺してしまいそうな気がしたのだ。被写体の最大の魅力を捨てるのは惜しいので異なる方法で曇り空をごまかすことにした。私が選択した方法はできるだけ空が入らないような構図で撮る、ということである。
空が入らないような構図で撮ってみる
少し引いた状態で撮影
少し引いた状態から撮影。たくさん咲いているので、ファインダー内をひまわりのみで収めることができる。そうすることによって空に割く割合を減らし、曇り空であることを意識させないような構図としてみた。
極端に寄った状態で撮影
そして今度は逆に極端に寄った状態で撮影してみた。これは画面いっぱいの大半をひとつのひまわりで覆ってしまおうという構図を意識した。余白になる部分も遠近感を使ってぼかすことによって曇り空が気にならないようにしてみたつもり。
感想
お気に入りはこちらのエントリーでもご紹介した4枚目のひまわり。花全体が入るような構図だとやや単調というかありきたりの画になってしまうような気がしたので、敢えて上半分だけを切り取ったような構図にしてみた(この構図最近お気に入り)。ひまわりの迫力が出た写真になったかなと自分では思ってるがいかがでしょうか?
まあなんとか自分的にはギリギリ許容の写真がとれたかなあ、と思っている。でもやっぱり太陽光のあたり方がぜんぜん違うわけであり、夏の力強さとか夏特有のひまわりの黄色感とかは全然出なかったので残念・・・。ぜひとも来年は青空のもとでリベンジしたいなあ。
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