先週末も愛車Momentum iWant R-1で往復30km程度をロードバイクで走った。高校野球も閉幕し、8月もいよいよ終盤戦。夏も終わりを迎えようとしているのか、この日は先週までの暑さが嘘のように朝から過ごしやすい気温だった。
いつもの距離でタイムを20分短縮に成功!
過ごしやすい気温だったため、ロードバイクで走っていても快適だった。走ると汗をかくにはかくが、肌を刺すような日差しはなく、呼吸しても息苦しいという感覚はない。序盤から快適に気持ち良く走ることができた。
この日走ったコースにはだいぶ慣れてきた。もうナビなしでも道に迷うことはないし、歩道を走る道or車道を走る道の切り分けや、スピードを出す場所or落とす場所のジャッジもスムーズにできるようになっている。自分ではとても潤滑に流れるように走ることができるようになったかなと。この日は信号待ち以外に、道に迷ったり途中で止まることは一度もなかったんじゃないだろうか。
そんな甲斐もあって、タイムも劇的に短縮することができた。いつもこの距離は片道で60分、往復で120分ほどかかっていた。最速でも110分ほどかかっていたところ、この日はなんと、往復90分で走ることができた!片道時点で45分だったので、復路は少し意識した。といっても乱暴にスピードを上げたということではなくて、コース取りやスピードのメリハリをつけるように走った。意図した通りの走りとタイムを出せたので、素直に嬉しい。
復路の大半が向かい風!その攻略方法とは?
それでもこの日の復路はものすごくきつかった。ややタイムを意識したということも多少はあるが、原因はそこではなく復路の大半に直面することになった「向かい風」である。ロードバイクに乗っていてこんなに向かい風が「きつい」と感じたのは初めてだった。今後、同じようなシチュエーションになった時を想定して、今のうちから対策を考えておこう。
対策その1:前傾姿勢で走る
これは初心者の私でもなんとなく知っている対策である。もともと前傾姿勢で走るようにできているロードバイクであるが、それをさらに前傾にして風の抵抗を減らすというものだ。体を低くすることによって向かい風を逃がしていくようなイメージだろうか。具体的にはドロップハンドルの「下ハン」や「エンド部分」の位置を握るようにすることで極端な前傾姿勢を実現する。
ただし、この前傾姿勢だが、、、この乗車姿勢に慣れていないと非常に怖いのだ。たまに見通しの良い人も車もいないような道で下ハンを握ってみるが本当に恐ろしい。とうてい車道をある程度のスピードで走る光景を想像することが今のところはできない。この対策1については練習が必要だ。安全に乗れるようになるまでひたすら練習するしかない。向かい風ではない時も、道路の状況を見て実践し、その距離を伸ばしていくことにしよう。
対策その2:クランク回転数=ケイデンスを下げない
向かい風で何よりきつかったのが太ももに感じた疲労だ。いつもよりも前に進まないので、当然太ももにかかる負担が増えて疲労が溜まっていった。正直ギアをあげるべきか、下げるべきかがよくわからなかった。
向かい風の中でも、ケイデンス(クランク回転数)を低下させずに脚が回っている感覚を保って走る方が脚へ負担が少なく、長い時間続けられます。登り坂でもそうですが、ケイデンスが低下してペダリングが重く感じても、変速せずにそのままのギアを頑張って踏み続けている人も多いかも知れません。しかし、ケイデンスをあまり低下させずに脚が回っている感覚を保って走る方が、脚への負担が少ないので長時間速度を維持して走り続けることができます。
前傾姿勢以外の向かい風対策を調べていくとと上記の記事に行き着いた。つまりは、クランク回転数=ケイデンスは通常時の数値を保っていた方が足の筋肉にかかる負担が軽減されるということ。向かい風ではペダルは回りににくくなるので、ギアは上げずに軽いものにする。そうすることで向かい風であっても通常時のケイデンスを保ち、長い時間ペダルを回せるようにするということである。なるほどギアは下げた方がいいのですね。
逆行する意見としてギアはそのまま、もしくは重くするというものもあったが、これは短時間を風のない時と同じスピードで走る、ということが前提のようだ。向かい風状態では当然風の抵抗でスピードは落ちる。ギアを重くするorケイデンスをあげるなどして風に真正面から挑みぶち抜こうという考え方だと思われる。
レースなどでスピードを求めるのであれば後者は有効な対策だとは思うが、今回私はレースではなく、長距離(といっても数十キロ)を負担少なく走る方法を「向かい風対策」として考えている。となると、ケイデンスを保つためギアを下げるという方法が有効なのかもしれない。
まとめ
というわけで向かい風対策として2つの方法が見つけることができた。
- 下ハンを握りより前傾姿勢にして風の抵抗を減らす ※要練習
- ギアを軽くしケイデンスを保つことで筋肉にかかる負担を減らす
エンジン(私の脚力)にもよるとは思うが、次回の来るべき向かい風時のためにこの2つの対策を要しておくことにする。が、できれば向かい風では走りたくないなあ…。向かい風のきつさも面白いと感じる日がいつかくるのだろうか?
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