私の所有しているMomentum iWant R-1を開発・販売しているホダカ株式会社様がスポーツバイク講習会を開催するというので行ってきた!というのも先日30km移動の道中にチェーンが外れただけでかなりテンパり、パンクだったらアウトだったと思うとゾッとしたためだ。パンク修理のノウハウを得るのは急務だと考えているところに抜群のタイミングで開催されたのがこのスポーツバイク講習会である。
今回は「スポーツバイクビギナーの方、一人でのサイクリングに不安がある方」向けの初級者講習ということだった。乗れるようにはなったけどメンテ中心にいろいろと不安がある人、ってところだろうか。まさに今の私に打ってつけの講習会なのである。気になる講習のメニューは↓こちら。
- 1限目:メンテナンス方法
- 2限目;パンク修理
- 3限目:輪行
私がもっとも気になっていたのは2つ目のパンク修理である。このパンク修理を中心に講習会の様子を備忘録の意味を兼ねてレビューしていく。
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1限目:メンテナンス方法
メンテナンス方法の講習では大きく分けて「洗車」と「注油」の2点を教えてくれた。私はロードバイクを購入して1ヶ月が経過するが、まだ洗車も注油もしたことがないのでいい機会だと思った。
洗車
洗車は先生が↑こんな感じで実際に自転車を洗って見せてくれた。ポイントはフレームとタイヤは別々に洗うこと。なのでタイヤは外す必要がある。また、チェーン部は最後に洗うようにすること。でないと油がスポンジや雑巾に付着してロードバイクが油まみれになってしまうのだ。せっかく洗ったのに・・・なんてことが起きないようぜひとも注意して洗車してあげたいところ。
注油
次に室内に移動して注油のレクチャー。ここからは自分の自転車に対して実践しながらのレクチャーとなった。注油すべきはまずチェーン。これは素人の私にもなんとなくわかった。さらには「変速機」や「ワイヤー」など可動するパーツにも注油しておいた方がよいとのことだった。この時の注意として、油がタイヤなどに付着しないようタオル(雑巾)でガードしながら注油する必要があるとのことだ。
これらは定期的に必要となるメンテナンスである。洗車については少なくとも月1回、注油については週1回くらいの頻度で行った方がよいとのこと。・・・がんばろう。
2限目:パンク修理
そして次のお題。私的には待ってましたのパンク修理である。パンク修理といっても実践したのはチューブ交換方式だった。パッチなどを使用しての修理方法は先生が見せてくれるだけにとどまった。まあ、私としてはチューブ交換をやってみたかったので大変有意義だった。こちらについては以降はほぼ備忘録になると思う。実際にパンクしたらこの記事を見ながら作業できるようにしておこう。
プレームからタイヤを外す
タイヤを外す前にブレーキを解放する
クイックレバーを倒し、反対側のナットも緩める。十分に緩んだらタイヤを引っ張って外す。
後輪も同様の手順。ただし変速機やチェーンがあるので注意すること。また後輪を外す場合はギアを一番緩んだ状態(前後とも最手前)にしておくと外しやすい。
タイヤとチューブをホイールから外す タイヤとリムの間にタイヤレバーを挟んで隙間をつくる。タイヤレバーを2箇所、3箇所と増やしていって隙間を増やしていく。
ある程度隙間ができたら手で外す。タイヤによって外れやすさはまちまちとのこと。私のタイヤは手でもスムーズに外れた。新しいチューブには少し空気を入れておく。全く入っていないとチューブが捻れてしまう。チューブが捻れてしまっているとバーストの原因になるので注意。
タイヤをホイール(リム)に接続していく。タイヤレバーは使わずに手ではめていく。チューブを入れる前なので片側だけ。空いている方からチューブを入れていく。タイヤを寝かせてしまうと入れやすい。チューブが捻れないように注意する。この時、「バルブの穴」とタイヤに刻印された「メーカー名」を合わせておくと目標となり色々と便利だということ。
チューブが入ったら、もう片側のタイヤをリムにはめていく。この時チューブを噛まないように注意する。
外した時と逆の手順でタイヤをフレームにはめていく。後輪は変速機を少し動かすなどしてチェーンの間に入るようにする。タイヤがはまったらペダルを回しながらチェーンもはめていく。タイヤの向き(前後左右)にはくれぐれも注意!
これで完了。いろいろとWEBで調べているとかなり難しそうだという先入観があったが、印象としては意外と簡単!だった。まあ、私のタイヤが外れやすくくっつき易かったというもの大きかったかもしれない。
とりあえずはパンク修理を習得することができ、日々の長距離移動の安心感が格段に増した。携帯用ポンプも購入したので備えあれば憂いなしといったところである。
3限目:輪行
そして最後に輪行のやり方のレクチャー。個人的には現在のところ電車や車で自転車を運んでまで乗るという思考はないのだが、ここまでハマってしまっているロードバイクとういう趣味である。いつどこで思考がチェンジするかは予測がつかない。来年の今頃には「大自然を走りたいい!」なんて言い出してるかも。実際、先日北海道に行った時も少し体が疼いたし。。。
前後のタイヤを外して空いた後輪部分に輪行用のパーツをはめて車体を反対にする。タイヤとプレームを紐でくくって安定させる。ここまでできると輪行袋に入れることができる。
持ち運びのための「取手」なる紐を車体に縛りながら輪行袋に入れていく。↓が完成形。背負ってみたがやっぱり重たかった。iWant R-1は11kgあるからなあ。お高くてすっごく軽い車体だと輪行も楽チンなのかなあ。
大満足の講習会!唯一の不満点は…
講師の先生やスタッフはホダカの社員の方々なのだが、皆さん良い方でちょっと困ったそぶりを見せるとすごく丁寧に教えてくれた。そしてわかりやすくアドバイスをくれるので、WEBで調べてなんとなく得ていた情報が初めて形になって吸収できたと思う。本当に楽しかったし身になった講習会だった。中級講習もあるようなので、これもまたぜひ参加してみたい。
唯一の不満点は、、、申し込みをWEBフォームから行ったのだが、レスが一切なくさらにサンクスページにも飛ばなないので申し込みが受理されているかがわからず問い合わせの電話をかけてしまった。レスの手間を省きたいのはわかるし、自動メール配信を実装するほどではないかもしれないが、サンクスページを設けてそこに「受付完了しました!」系のメッセージくらいは出してほしいなあ。まあこれはホダカさんではなく⚫︎⚫︎市の観光協会さんのようですが…。
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