7月1日のiOSアップデートでAppleMUSICがリリースされた。日本でも同時にサービスインし、瞬く間に「AppleMUSIC試したぜ」系のレビュー記事で溢れかえった。
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邦楽しか聞かない人たちを置いてけぼりの記事たち
そんなレビュー記事の大半は「素晴らしい」といったもの。私もそんな記事を目にして早速OSをアップデートしてAppleMUSICを試してみた。その感想はというと、、、うーん、正直微妙というかこれに月額料金は払わないかな…。
そもそもレビュー記事のほとんどが、「洋楽バンザイ!」系の記事であり、邦楽しか聞かない層は完全無視なのである。かなり偏った見方かもしれないが、「みんな自分と同じで洋楽を四六時中きいてるんでしょ?」ってくらいの勢いで書かれた記事であると感じてしまった。なので、邦楽しか聞かない私からすると現時点でのAppleMUSICはほぼ使い物にならない。圧倒的に邦楽の絶対数が足りていない。
痒いところに手がとどかないというかなんというか、邦楽と洋楽がセパレートしきれていない印象である。まるで「まったく洋楽を聞かない」ユーザーなんてまさかいないでしょ?的な感じの仕分け方だ。いやいやいや、私洋楽まったくきかないっすよ?なのでプレイリストやRADIOに洋楽が混ざってしまうのが嫌なのでそこは完全にセパレートしてほしい次第である。ものによっては分かれているものもあるようだが、やっぱり数が少ないし、洋楽バンザイ!の傾向が感じられる。
圧倒的に使いにくいUIはAppleWatchを意識したから?
さらにはアプリ全体のUIも非常にわかりにくい。シンプルで直感的にわかりやすいUIが特徴のAppleにしてはややこしすぎるのではないか?AppleWatchを意識した、なんて記事も目にしたがそれをスマートフォン画面に使い回して操作性を損ねているのでは意味がない。今後のアップデートで改善されることを期待したいところである。
と、偏ったというか、少々意地悪な見解はここまで。というのも日本の音楽業界の悪しき習慣がAppleを悩ませているのだろう。手を広げて「さあどうぞ」というくらいの器の大きさが日本の音楽業界にあれば、きっとプレイリストにもRADIOにも邦楽がたくさん入ってきて、ぼやっと混在させずにはっきりと区分けができるようになるのでしょう。今はAppleのエディターの皆様がなんとかそのライナップの少なさをごまかしている段階なのかなと。
私はジョギング中シャッフル・エンドレスで音楽を聴いているので、特にRADIOの機能には興味がある。残念ながら類似サービスであるLINE MUSICもAWAも状況は似たり寄ったりどんぐりの背比べだ。その中でも期待しているのはやっぱりAppleの提供するサービスであり、ここから邦楽の数も増やしていって、洋楽をまったく聞かないユーザーにとっても魅力的なコンテンツになるといいですね。
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