北海道2日目はサロベツ原野〜旭山動物園まで行ってた。しかし北海道は広い!今日はおよそ240km程度を移動した。東京〜浜松くらいの距離である。それでも北海道全体の半分も移動していないのだから、やっぱり北海道はでっかいなあと感じた。今日散歩?したのは↓この辺り。
スポンサーリンク
広大な大自然!サロベツ原野
サロベツ原野(サロベツげんや)は北海道北部にある豊富町と幌延町の海岸線沿いに広がる湿原である。独特の植生が豊富に見られることから、一部の区域は特にサロベツ原生花園と呼ばれることもある。湿原の規模は200平方kmにも及ぶ広大なものである。2005年11月8日にはラムサール条約に登録された。
関東近郊で生活しているとまずお目にかかれない景色を目にすることができた。障害物で遮られることのない大自然のパノラマが広がっている。見渡す限りがグリーン染まり壮大な光景に心が洗われた。
人の手を加えることを最小限に抑える形で様々な植物が生息している。人工的な植物園とは異なり、自然の形によるものであるため、どこに何が咲いているのかを探していく形だ。まるで大自然の宝探しをしているようで面白かった。
冒頭でも述べたが、広大な湿地帯が広がっている様を目にしたことにもっとも感動した。こんなに手付かずの大自然が広がっている場所がまだ日本にあるのかと。山に囲まれているというわけではなく、見渡す限り湿地帯であるという現象が強烈な印象として残った。
ちょっと寄り道、雄信内(おのっぷない)駅
サロベツ原野から旭山動物園まで200km強の移動が開始されたが、道中単線の踏切を横切る機会があった。ナビを見ると駅が近くにあるようだったので寄り道をすることに。地方の駅舎を撮影してみたいと思っていたので、これには心が躍った。
この駅は北海道旅客鉄道宗谷本線の「雄信内(おのっぷない)」という駅らしい。当然、無人駅で駅員さんの姿を見ることはなかった。
反対側のホームには線路を降りていくようになっていた。私にとってはこれもなかなかの衝撃度であり、最初はどうやって反対側のホームに行ったらいいのかがわからなかった。
ホーム一面に花が咲いているのも美しかった。東京の地下鉄では100%絶対に見ることができない光景である。あまりこういった駅で電車に乗ったことのない私にとってはどれも新鮮で貴重な経験だった。
電車が駅にくるのは1日に10回だけ。この時はちょうど電車が行ってしまったばかりだったので、ホームで電車を見ることはできなかった、残念…。
旭山動物園には工夫がたくさん!
そんな寄り道をしていたもんだから、旭山動物園に到着したのは夕暮れに差し掛かるくらいだった。閉園まで1時間ちょい。急ぎ足で動物を見て回った。
最初に見たのは「サル山」。もうこの時点で旭山動物園の凄さがよくわかった。動物を見るための工夫がいたるところに散りばめられている。↓こんな写真はこれまで私が経験してきた動物園では絶対に撮ることができない。
旭山動物園の工夫としては大きくくくると以下の2つだと思う。
- 自然に近い形で動物を見ることができる工夫
- 高低差を利用してあらゆる角度から動物を見ることができる工夫
私が特に感心したのは2つめの工夫である。しろくまにしてもキリンにしても「低いところから」「動物と同じ目線で」といろいろな角度で見ることができ、時間が経つのを忘れてしまったくらいである。
正直もっと長く楽しみたかった。いく前はそれほど期待はしていなかったが、評判通り通常の動物園とは大きく異なる動物園だと思う。旭山動物園の影響を全国の動物園が受けて似たようなことをしているようだが、オリジナルの域には全然到達できていないと感じた。説明用のPOP一枚をとっても工夫が凝らされていて興味を惹かれた。
と、今日はかなりの弾丸ツアーだったので正直疲労困憊である。が、北海道の植物と動物を同じ日に楽しめた貴重な1日だった。特に写真撮りにとっては連日素晴らしい被写体が続いているので時間を忘れて楽しむことができている。明日3日目は網走まで足を延ばす予定。
スポンサーリンク
[amazonjs asin="490025357X" locale="JP" title="北海道鉄道撮影地ガイドBEST60 MINI (MG BOOKS)"]
[amazonjs asin="4768306241" locale="JP" title="お気に入りカメラで楽しむ 自分流町歩き写真の方法 (玄光社MOOK)"]
[amazonjs asin="4774145424" locale="JP" title="『カメラとつれてく撮影手帖』 お散歩、旅、大切な行事でうまく撮るためのスナップ歳時記"]