4万円以内のロードバイク第三弾は「a.n.design works」というメーカ製の自転車を調査してみる。「a.n.design works」は国内の自転車メーカーであり、2002年に創業された若い会社のようだ。
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a.n.design worksの候補は2車種
デザインが秀逸であるクロモリロードバイク。
補助ブレーキとスタンド付き。シフトレバーが変なところにあり操作しにくのでは?
- 重量:12kg
- サイズ:??? ※身長約165~185cm位まで
- タイヤ:700×25C
スポーティー寄りの風貌のアルミロードバイク。
補助ブレーキとスタンド付き。シフトレバーはハンドルに付属。
- 重量:12kg
- サイズ:??? ※身長約160~180cm位まで
- タイヤ:700×25C
BENEFIUE-1を上回る価格設定!
それでは早速、a.n.design worksの強みから見ていくことにしよう。
BENEFIUE-1を上回る価格設定!
なんとあのアートサイクル販売の「BENEFIUE-1」の価格を上回っている。ただしアウトレット商品という前提付きではあるが、レビューを見る限りは傷やアウトレット相当の部分についてはほとんど目立たないレベルのものらしい。となるとコスト的には一気に第一候補に躍り出てくる。
※送料は残念ながらサイトから発見できなかった…。アートと同程度の\3000-\4000を見込んでおくことにしよう。
実店舗でも購入可能
a.n.design worksは近所の自転車屋で取り扱っているし、なんと直営店もあるようだ。残念ながらご近所の自転車屋にはロードはおいてなかったものの、直営のNEXT-Bikeでは取り扱っている。アウトレット価格ではなくなるものの、きっちり整備されたものがほしいければ実店舗で購入すればよいし、店員さんから説明を受けた上での通販購入ということも可能である。
デザインが美しすぎる!
これはDRCの方。メーカー名に「design」を冠しているだけあり、デザインは秀逸だと思う。5014ALは「スポーツ」に寄せているものの、DRCは思いっきりデザインしまくったという印象である。シンプルなのにきっちり主張されていてかつクールである。クール過ぎて「スポーツ感」がやや薄れていることがネックかもしれないが、デザイン的には一目惚れといっていい程でもある。
気になるのはメーカーのスタンス
ここまでいいコトだらけであるが、そこは低価格ロード。デメリット=ネガティブ要素をみていこう。
アウトレット価格で買うなら組立必要
これは通販自転車であるならば致し方なし。通販の雄である「アートサイクルスタジオ」でも同様の問題は生じる。「a.n.design works」はアートと同様に組立方法の説明が非常に丁寧である。これを見ながら組み立てれば、素人の私でも対応が可能なのではないかとも思える。ここはアートと同様にどこまで勇気を出せるか、という点が課題だろう。
購入後のメンテナンス
これも通販自転車ならではの問題。正直レビューの母数がアートほどではないため、自転車本体のクオリティがいまいち計れずにいる。もしクオリティーがそれほど高くない場合は、近所の自転車店に持って行っても修理やメンテナンスを断られる可能性がある。直感的だがその可能性がアート製の自転車よりも高いような気がしてしまっている。要は自転車としての品質に不安があるということ。
カスタムがしにくそう
後輪がクイックリリースではないため、外すのに一手間かかるようである。となるとまあ、カスタムがしにくいということか。カスタムにはそれほど積極的ではないのでまあいいのだが、そうなるとこの自転車の目的が「通学」になるのかと勘ぐってしまう。価格帯も学生に手がとどく範囲だし。つまりは形はスポーツバイクであるものの、機能的にはシティサイクルにより近しいものなのではないかと予想してしまう。
サイズが1種類しかない
ほかのメーカーのロードバイクをみるとたいていは大小と複数のサイズにて展開されているが、a.n.design worksについては1種類のみの展開となり、しかもサイズの詳細は記されておらず、アバウトな適応身長目安が書かれているだけだ。製造コスト減を果たすためだと思うが、「多少アバウトでも乗れればOK」という姿勢を感じてしまい、スポーツバイクとしていかがなものかと少々思う。
前述のとおりレビューの母数が少なくなかなか判断が難しい。街中ではよく見かけるんだけどな…。嫁のママチャリもa.n.design worksだし。そんな中でもなかなかの好印象の自転車である。スタンドや補助ブレーキがデフォルトで付属しているのも魅力。純粋なロードバイクであれば不要なパーツかもしれないが、街乗り・移動となるとついていて損はないパーツだと思う(重さは犠牲になりそうだが…)。
ただ、それが「シティサイクル寄り」に見えてしまえなくもない。まあ、「速く長く」走れればロードだろがシティだろうが定義はあまり重視していないのだが、重視すべき機能が欠落している可能性もあるのでそこは少し心配。自転車の機能というよりも送料の記載がないことも含めて、メーカーのスタンス的な分で疑問を感じているということなのかもしれない。
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