購入計画が順調に進んでいるため、日々クロスバイクを買った後の自分をイメージしたりしている。カッコイイGIOS MISTRALに乗り颯爽と街中を駆け巡る自分もさることながら、リアルにどんなところにどんなふうに乗っていくのかをシミュレーションしてみたりもする。そんなリアルなシミュレーションにおいて重大な問題が発覚した。
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本体以外に必要なものがあることが発覚!
自転車乗りの諸先輩方、どうかそんな悲しいお顔をされないでくださいませ。これが素人です。これが素人の浅はかなしこうなのです。そう、これまでママチャリしか購入したことのない私はクロスバイクさえ購入すればもうそれでOKと考えていたのである。
スポーツバイクとは例えば「早く走る」という目的のために、ママチャリには付いているであろう部品を削ぐことで軽量化を果たしている。よって、当たり前だが、ママチャリ→ある、スポーツバイク→ないという部品は数多く存在するわけなのである。こんな当たり前のことにここまで気づかなかった…。後悔していても仕方ない。ここからは自分が自転車に乗るシチュエーションにおいて必要となるであろうパーツ・部品たちを考えてみることにしよう。
必要なパーツ・部品
スタンド
主に週末に15km程度の移動を想定している。その異動先でとある用事が毎週あるためなのであるが、ここの駐輪場には自転車を立てかけておける、もしくは倒して置いておけるようなスペースが存在しない。いわゆる「駐輪場」的なスペースしか置き場所がないため、となると立てて置いておくための「スタンド」が必要となる。
パンク修理キット
その15kmの異動先はところどころでは完全な田舎道になる。自転車店どころか、お店や住宅もしばらく存在しないような道がある程度は続くことになる。この辺でパンクなどが発生してしまったら大変だ。長い距離を自転車を押しながら徒歩移動することになる。そうなることを回避するため、パンク修理キットを用意しておく必要がある。
サドルバッグ
パンク修理キットを保管しておくサドルバッグが必要。ポーチに入れて毎回持ち運ぶのも手ではあるが、スポーツバイクといったらサドルバッグという妙なこだわりがあるため、このアイテムは揃えておきたいところである。
ワイヤーロック
自宅マンションでは屋外の駐車場に停めることがほぼ確実であるため、ワイヤーロックは必須となる。まあ、室内保管だとしても当然自転車で外出はするため、いずれにしても必要となるアイテムである。サドルバッグと同様に、シートの下にワイヤーロックが常備されていることに強い憧れがあるため、ブランケット付きのものが条件となる。
サドルワイヤー
スポーツバイクのサドルは簡単に外れる構造らしいので、これも盗難対策としてサドルワイヤーを揃えておきたい。繰り返しになるが、屋外の駐輪場に停めることになるので可能な限りの盗難対策はしておきたい。
空気入れ
なんでもスポーツバイクはママチャリと空気入れ(バルブ)の形式が異なるらしい。ママチャリ=英式であるのに対して、MISTRALを始めとするクロスバイク系は仏式であるものが多いようだ。ということは手持ちの空気入れは使用することができない。仏式に対応している空気入れが必要となる。
ライト
基本的には昼間のみに乗る想定ではあるもの、夜間に乗らないとも言い切れない。昼間に出かけて帰りが予定よりも遅くなるなんてこともあり得るケースだ。ということはライトも必須となる。スポーツバイクの場合、より安全を期して前方用、後方用の2種が必要となりそうである。
ベル
これはつけていないと違反になってしまうようなので必須。
本当はヘルメットとかグローブとかウェアとかも欲しいところではあるものの、取り急ぎはマストで必要なものを使用用途とすり合わせながら洗い出してみた。大変だ!思ってたよりもたくさんあるじゃないか!そしてさらに大変な事態であることに気づくわけである。
必要パーツを揃えるための費用
そう、費用である。スポーツバイクの場合、これらのパーツは購入時に付属してはいない。となると自分で購入して自分で付ける必要が生じる。それほど難しいものではなさそうなので、取り付け自体はなんとかなるかと考えている。では、コストについてはどんなもんだろうか。
- スタンド=約¥1,500
- パンク修理キット=約¥2,500 ※チューブ/タイヤレバー/アーレンキー
- サドルバッグ=約¥2,000
- ワイヤーロック=約¥1,000
- サドルワイヤー=約¥1,000
- 空気入れ=約¥2,000 ※携帯用ポンプ
- ライト=約¥2,000
- ベル=約¥600
安めに見積もってみたが、気になる合計は…なんと「¥12,600」也!参った…。MISTRALの40,000超も当初の予算はオーバーしているというのにここにきて¥10,000以上が加算されることになる。自転車本体と合計すると¥52,000超である。これはまずい!5万オーバーは家庭の事情的にさすがにまずい。MISTRALどころか方向性を見直す必要がある。ここにきて「スポーツバイク購入計画」最大のピンチである。
あきらめたくないので、次回以降はアプローチを変えて検討してみることにしよう。
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