少し前にジョギングを始めてしばらくすると目標が欲しくなった。そんな時に嫁の何気ない一言「大凧マラソンに出てみれば?」。その言葉を聞いてすぐに出場を決意した。今回は「春日部大凧マラソン」に出るまでと当日の様子を記録していく。
大会へのエントリーは事前にWEBで
陸上の大会に出るなんて、もうかれこれ20年ぶり。当時からはかなりの月日が経ち、さらに市民マラソンの大会ということもありエントリーは事前にWEBサイトにて行った。「RUN NET」というマラソン大会を集約したサイトに大凧マラソンも情報を掲載しており、そこからエントリーをして、コンビニで参加費を支払ってエントリーが完了した。
エントリー完了から間もなくして、大会の案内とゼッケン、それとタイム計測用のチップが封書で送付されてきた。本当にマラソン大会に出るのだなあ、とテンションが上がる。また、最近はタイムはチップで測るのかと技術の進歩に感心した。
大会10日前からは激しい運動は控え、ジョギングもスピードを重視せずに距離に慣れることを意識し、疲れをあまり溜めないようにした。また、1週間前の日曜日はちょうど何も予定がなかったので、本番と同様のコースを下見がてら走った。ここで思いがけない好タイムが出てしまい、本番当日に大きく影響することになった(後述)。
いよいよ本番当日
そしていよいよ大会の当日。晴天に恵まれたのはよかったが、この時期の晴天は真夏日になる可能性も高くなる。午前中のスタートだったことが幸いし、暑さはあまり感じずにほどよい気候だったと思う。
最寄りの南桜井駅から無料バスが出ていたが、子ども同伴だったので自家用車で向かった。駐車場はあるとの情報を事前に得ていたが、どの程度の台数が停めることができるか不明だったため、少し早め朝の8時に家を出発した。8時過ぎに会場付近に到着する。スタート/ゴール地点からかなり遠い場所に2箇所駐車場を発見した。「駐車場はこちら」の看板が目立つし、スタッフが誘導してくれるので迷うことはない。どちらも会場から徒歩10〜15分程度といったところだろうか。私が停めた駐車場は普段サッカーグランドとして使用している広い場所だったので、かなりの台数を停めることができそうだった。
3000人が一斉にスタート
春日部大凧マラスンには「ハーフ」「10km」「5km」「2km」のコースが用意されている。私は今回は「10km」の部にエントリーした。まだジョギング歴が浅く初めての大会ということもあり、ハーフを走りきる自信がなかったためである。事前にWEBでエントリーを済ませていたため、スタートまで特に時間に追われるようなことはなかった。スタートまでの1.5時間は以下のようなことをして過ごした。
- 参加賞をもらいにいく
- ウォーミングアップ(ストレッチ)
- トイレ(後ろに川内優輝選手が並んでた)
- 開会式に少し顔を出す
- ウォーミングアップ(ジョギング)
- アップしながら写真を撮る
そんなこんなでスタート予定時刻の10分前にスタート地点に向かう。すでにものすごい数の人。10kmの部には3000人強がエントリーしているらしい。スタートは自己申告のタイム別にA〜Eのゾーンに順に配置となる。私の事前申告のタイムは最後尾のEゾーン相当のものだったらしい。
いよいよスタート。最後尾のEゾーンにいるためなかなかスピードが上がらない。序盤は自分の心地よいペースで走れる位置までややハイペース気味に飛ばすことにした。
地獄の川沿いストレート
いつも使っている「micoach」のiPhoneアプリでこの日もペースと距離を確認しながら走った。最初の1kmで1分ほどロスしていたこともあり、想定していたよりもハイペースになってしまっていたかも。前半5kmは江戸川沿いを延々と走る。さほど風景が変わらないため、メンタル的にも苦しくなった。
5kmで折り返す頃にはかなり体力を奪われていた。1週間前の下見走行ではここから盛り返すことができていたため、それを思い出してスピードを上げた。が、これが仇となった。この日は1週間前とは異なり、序盤にハイペースでかなりのジグザグ走行をしていた。使った体力が違っていたようで、想像していたよりも息が上がるのが早く、7km到達時にはジョギングを始めて以来、初めて「止まりたい」と考えてしまった。
が、まさか本番で止まるわけにはいかないので、気力でなんとか走り続ける。気を紛らわすため周りの様子をみたり、行けそうであればついていったりもした。それも9kmで限界を迎え、残りの1kmでは沿道の嫁・子を見つけるまではあまり記憶が残っていない。
今までで一番しんどい10km完走
和太鼓演奏で迎えるアーケードをくぐると、トラックを半周してゴールである。事前のイメージではここで最後の体力を使い、何人か抜いてゴールだったが、まったく逆。完全にガス欠でトラックに入ってから10人くらいに抜かれてしまった。ヨロヨロになりながらなんとか止まらずに完走することができた。
チップを外してスタッフに渡すと、なんとすごいことにすぐに記録証を発行してもらえた。リアルタイムと言ってよいスピード感に非常に感激した。記録は↓の通り。残念ながら下見ランで出した自己記録を超えることはできなかったが、1時間を切ったし過去2番目によいタイムを出すことができた。あれだけバテたのに自分としてはなかなかの記録。止まらずに粘ってよかったと思う。
それにしてもペース配分を完全に間違えた。序盤は意識的にハイペースにしたこともあるが、普段一人で夜間に走っているので昼間にたくさんの人と一緒に走るのが楽しくて仕方なかった。意識しないでいると思った以上のハイペースになってしまっていることがあった。また、下見走行でよい走りができたことがイメージに残りすぎて、それに引っ張られた。「多くの人が周りにいる」という最大の違いを考慮せずにそのイメージにこだわってしまったのもよくなかったと思う。
とても満足度の高い初のマラソン大会
反省点はあるければ、記録的にはとても満足度が高かったし、日頃の深夜ジョギングの成果を出せたよい機会だと思った。今回うまくいかなかったことは次回に対しての大きなモチベーションにもなった。大会運営自体もすごくスムーズでストレスをほとんど感じることはなかった。これだけ多くの人が支えるマラソン大会ってすごいなあ、と感心。出店・屋台もたくさん出ていて、家族連れでも楽しむことができる。来年も参加したいと思った。となるとランニングシューズほしいなあ。。。
- 出場クラス:10km一般男子
- 記録:54分53秒
- 10km一般男子順位:223位(610人中)
- 10km総合順位:766位(3070人中)
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